Aぇ!group 正門良規、CDデビュー後の初舞台決定!「心身ともに大変な作品になりそう」壮絶な登山遭難事故を描く小説が原作

舞台「Touching the Void」に主演する正門良規

Aぇ!groupの正門良規が舞台「Touching the Void」で主演を務める。5月15日のCDデビュー後、初の舞台出演。「観客の皆さんが思わず全神経を使って見入ってしまうような、そんなスリリングでいて温かい物語を素晴らしいキャストの皆さんと共に真摯(しんし)にお伝えします」と意気込んでいる。東京公演は10月8日~11月4日まで渋谷のパルコ劇場で上演される。

主人公である登山家、ジョー・シンプソン本人が1988年に執筆した小説を基にした作品。ペルーのアンデス山脈にある標高約6400メートルのシウラ・グランデ山に登頂した際に、実際に起こった壮絶な遭難事故を描いている。18年に英国で初演され、日本では初演となる。演出は英国初演を手掛けたトム・モリス氏が務める。

正門はジュニア時代からNHKの連続テレビ小説「スカーレット」に出演。舞台「染、色」などで主演し、演技力に定評がある。さらに今年3月まで約3年半放送されたグループの冠番組「THE GREATEST SHOW―NEN」では、さまざまな劇団とタッグを組み人情劇や大衆演劇など、さまざまなジャンルの舞台作品を作り上げた。

正門良規が主演する舞台「Touching the Void」

制作陣は「一心不乱にお芝居をする姿勢に演劇への愛と誠実さ真面目さを感じ、いつかご一緒したいと熱望しておりました。演出家との面談では熱いやる気に加え、冷静で柔軟な臨機応変さも見せて頂き役にピッタリだと確信しました」と起用理由を明かした。

セットは雪山をデフォルメしたシンプルなものながら、緻密な演出で極限状態の登場人物の心理に迫っていく。現在は稽古開始に向け、英国スタッフが用意した筋トレやピラティスなどのトレーニングに取り組んでおり「お芝居に加え、ハードなフィジカルワークもあり、心身ともに大変な作品になりそうですが、とにかく今はわくわくしています」と語った。

さらに名優が立ってきたパルコ劇場での主演にも「いつか立ちたいと思っていた念願のPARCO劇場。本当にびっくりです。主演として立てることが本当に誇りですし、また1つ夢を叶えることができてとても嬉しいです!」と喜んでいる。

〇…共演は古川琴音。NHK連続テレビ小説「エール」、フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」など多くの話題作に出演しており、正門とは22年放送のNHK「アイドル」以来の共演。姉のセーラ役を演じる。そのほか、主人公とともにシウラ・グランデ山に挑んだサイモン役を田中亨、ベースキャンプでジョーとサイモンを待つ・リチャード役を浅利陽介が演じる。

 

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