A.B.CーZ 5人体制ラスト舞台開幕 河合早くも名MC?

笑顔で取材に応じるA.B.C-Zの(左から)五関晃一、河合郁人、橋本良亮、戸塚祥太、塚田僚一

A.B.CーZが7日、東京・帝国劇場で5人体制最後の舞台「ABC座星(スター)劇場」の初日を迎えた。開演前に稽古を公開し、取材会も実施。21日の千秋楽でグループを脱退し「名MC」を目指す河合郁人が取材会を仕切ってみせ、大きな区切りを前に、夢への第一歩を早くも踏み出した。

ABC座は、デビューした2012年からさまざまな題材で上演されてきた。河合は「40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ」「MCとしてのポジションを確立する」という目標を達成するために9月にグループ脱退を発表。千秋楽で5人体制は見納めとなる。河合は「5人でいるのが当たり前だったのでちょっと寂しいし、不安もある。でも背中を押してくれた皆の気持ちを背負いながら進んでいきたい」と心境を語った。

会見は主催者が仕切るのが通例だが、河合が「フォトセッションはスチールとムービーのどちらを先にします?」などと、率先してその場を仕切った。報道陣から「河合くんのMCぶりが…」と言われると「違うんですよ!いつも(舞台上に仕切る人が)いるのに、いないから!」と謙遜した。

ただ橋本良亮は「今後(河合が)いないから、心配ですよ」と存在の大きさをかみしめ、他のメンバーも「来年も会見だけでも来てよ!」と口をそろえた。

公演は2幕制。今年は全編ライブ形式が取られており、1幕は毎年恒例の旧ジャニーズのヒット曲メドレーとなった。これを選曲してきたのも河合。今年もそのセレクトはファンの心をがっちりつかんだ。橋本は「ファンの気持ちも凄く分かる」と河合に信頼を寄せ「来年も選曲して」とおねだり。最年長の五関晃一は「河合サイドから提示されるギャラ次第」とリアルなワードで現実味を帯びさせた。

熱唱するA.B.C-Zの河合郁人

河合も「来年のスケジュールが曲決めるのと、このMC?」と笑顔を見せ、まんざらでもない様子。来年も再びABC座に河合が〝降臨〟するかもしれない。

 

〇・・・舞台では最新ミニアルバムに収録された大黒摩季提供の新曲「オリジナルストーリー」など、ABC座史上最多の59曲を披露した。塚田僚一は「凄い曲数。思う存分アクロバットやいろんな曲をできるのが楽しみ」と興奮気味に話した。

 

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