美 少年 舞台「トンカツロック」の大阪公演千秋楽「役を生きることができた」

人気グループ「美 少年」の岩崎大昇、那須雄登、金指一世が主演する舞台「トンカツロック」の大阪公演が26日、大阪松竹座で千秋楽を迎えた。

トンカツロック 美 少年(提供)

舞台「トンカツロック」で熱演する(左から)「美 少年」の金指一世、岩崎大昇、那須雄登(C)松竹

スタンディングオベーションとなったカーテンコールでは岩崎が口火を切ってあいさつ。「初日はドキドキでしたが、公演を重ねることができました。(この後の東京公演なども)健康で走り切れたらいいな」と笑顔を浮かべた。

ツアーと稽古が重なっていた時期もあり、那須は「スーパーハードな毎日でしたが、スタッフや他のキャストの皆さんに助けてもらった」と感謝。「ストレートプレーそのものが初めてで、手探りだったけれど、それぞれの役を生きることができた」と胸を張った。

さらに、ボクサー役を演じた金指は「初めてこの舞台をやるって聞いた時は“トンカツロックって何だ?”って思ったんですが、稽古場から楽しい空間でした」と振り返った。

同作は東京の下町を舞台に元暴走族の若いトンカツ屋店主が、行き場を探し続ける若者に手を差し伸べ、周囲とともに闘う姿を描く青春群像劇。2002年、「20th Century」の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦に当て書きされて上演され、話題となった。

今公演は5月4日、新橋演舞場で東京公演が開幕し、19日まで同所で。その後、愛知・御園座(23~27日)などでも上演される。

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