SKY-HI、年内番組&ライブ辞退を発表、未成年女性との深夜面会報道を巡る判断
音楽プロダクション「BMSG」の代表取締役CEOで音楽プロデューサーのSKY-HIこと日髙光啓が、年内のライブ及びテレビ番組の出演を辞退することを25日、同社が公式サイトで発表した。日髙を巡っては19日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が「女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し」と報道。同日に日高は、TOKYO FM「JUMP UP MELODIES」に生出演し「お騒がせして申し訳ございません」と謝罪していた。

SKY-HI
この日サイトでは発表された声明は以下の通り。
当社では今回の報道を重く受け止め、記事中で指摘された東京都青少年健全育成条例の違反を含め、代表取締役日髙光啓による何らかの違法行為の有無について、複数の弁護士等の専門家の指示を仰ぎつつ、内部調査を実施いたしました。
弊社において、関係者へのヒアリングや各種情報開示等を経て慎重に調査した結果、違法行為に該当する事実は確認されなかった旨の報告を受けております。
しかしながら、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことに対し、当社経営陣は、日髙とともにその責任の重さを改めて厳粛に受け止めております。何よりもまず、日髙は代表としての責任を全うし、信頼を回復するための体制構築を最優先とすべく、以下のとおり今後の経営および活動の指針を決定いたしました。
1. 経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化
組織の規律を再確立し、健全な経営をおこなうため、以下のとおり今後の経営および活動の指針を決定いたしました。
・代表者を含む全役職員への客観的監査機能の導入
代表取締役を含む全役職員を対象とし、外部有識者によるコンプライアンス監視体制を新たに導入いたします。代表個人の判断に依存しない、客観的かつ実効性のあるチェック機能を徹底いたします。
・コンプライアンス意識の再徹底と内部統制の構築
専任の部署を設置し、全社的なコンプライアンス意識の向上を図るとともに、組織内での相互牽制が適正に機能する体制を構築いたします。
・経営体制の再構築
会社としての社会的責任を果たすべく、リーダーシップとガバナンスをバランスさせた新体制へと移行してまいります。
具体的な詳細につきましては、数か月以内を目処に皆様へ公表できるよう、鋭意進めてまいります。
2. 年内のアーティスト活動に関する対応
上記のとおり、体制構築と再発防止に専念するため、また、代表である本人が表舞台に立つことで、所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障を及ぼすことは避けるべきであるとの判断から、年内に予定しておりました出演のうち、以下について辞退させていただきます。
【ライブ出演】
・2025年12月27日(土) COUNTDOWN JAPAN 25/26
【TV出演】
・2025年12月29日(月) 日本テレビ系列『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2025~』
なお、発表以前に収録済みのコンテンツ等に関しては、一部を除き、予定どおり公開・放送等させていただきます。その他の活動につきましても、各関係機関と協議の上、現在の責任を果たすべく、継続させていただきます。
出演を楽しみにされていたファンの皆様、ならびに主催者および関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを、重ねて心よりお詫び申し上げます。
現在、BMSGスタッフ一同、皆様からの信頼を一日も早く回復できるよう、誠心誠意努めております。
所属アーティストが誇りを持って活動に専念でき、ファンの皆様に純粋にエンターテインメントを楽しんでいただける環境を取り戻せるよう、一つひとつの課題に真摯に向き合い、誠心誠意取り組んでまいる所存です。
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