退所発表のHiHi Jets髙橋優斗とは? DeNAファン、元野球少年で培われた負けん気、高1での遅め入所もメキメキ頭角

STARTO ENTERTAINMENT

ジュニアの5人組「HiHi Jets」の髙橋優斗が19日、来月1日をもって所属する「STARTO ENTERTAINMENT」を退所することを発表した。ファンクラブサイトと事務所公式サイトで伝えた。

髙橋は元野球少年で、ポジションは捕手。現在も野球愛が強く、大ファンのDeNAの試合では3年連続で始球式を務めた。中学生時代に野球をやり切ったと感じ、元々芸能界に興味があったこともあり高校進学を機に母親が複数の事務所に履歴書を送った。すると唯一連絡のあったのが当時のジャニーズ事務所で、オーディションではイチローと坂本勇人のものまねを披露。Snow Manのラウールやジュニア「美 少年」の岩﨑大昇らとともに2015年5月に入所した。

高校1年生という事務所では遅めの入所だったが、めきめきと頭角を現し、翌年にグループに加入。グループでは最年長でMCを務める機会が多く、ジュニアが集まる場でも大人数のトークを回す“要”となった。責任感が強くグループをまとめる一方で「ちょっと天然ボケな部分があるようで、他のメンバーにツッコまれてばかり」と明かすこともあった。

野球で負けず嫌いな性格が培われ、それはアイドル業でも生かされた。HiHi Jetsはローラースケートを得意とするグループだが、当初、髙橋は初心者。ケガや失敗を重ねながらも繰り返し練習し、現在では高難度の技も難なくこなすようになった。

スポニチの特集「ベストショットJr.」でバッティングセンターでの撮影を行った際には最高の一枚が撮れるまで何度もバットを粘り強く振り続けてくれた。東京五輪の野球決勝戦の観戦記の取材でも、コンサート本番後の観戦となったが疲れた顔1つ見せずに名場面を野球の知識を交えながら熱弁するなどプロ意識の高さを見せてくれた。

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