フジテレビ大混乱、文春「ハラスメント」報道で局の責任触れず 関係者の間で広がる不信感
俳優の佐藤二朗がフジテレビ「夫婦別姓刑事」で共演した橋本愛にハラスメントをしたと2日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じたことを受け、同日にフジテレビが出したコメントをめぐり、局内が大混乱に陥っている。局関係者からは「ドラマの制作現場は(佐藤の降板が決まった)映画『踊る大捜査線』のスピンオフドラマをどうするかまで今のところ手が回らない」と悲鳴が上がっている。

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「週刊文春」は「橋本愛が号泣した佐藤二朗の“爆弾ハラスメント”」との見出しで報道。フジは文書を発表し、佐藤に厳重注意をしたとしたが、局側の責任については一切触れていなかった。ドラマ関係者は「これで俳優や関係者、現場スタッフの間で不信感が高まった」と指摘する。
今回の作品に限らず、ドラマの撮影現場では制作サイドや出演者らが意見を戦わせることが少なくない。そんな時にプロデューサーや現場責任者が丸く収めるマネジメント力が問われる。局関係者は「“今後何かトラブルが起きた場合、演者たちが矢面に立たされる”との懸念が出ている。これでは出演依頼を受けてもらえない。疑問の声を多数受けて対応に追われている。局として責任をどう考えているのか上層部には早く対応してほしい」と切実に話す。
一方で今回のケースでは同情の声もある。今作の企画段階から関わっていた主要スタッフが突然転職したことが判明。2月のクランクイン前後には現場に来なくなり、放送開始直前の3月末に退社した。関係者は「事情を知るスタッフが消えたため、残された者たちがうまく対処できなかった可能性がある。ただ、このような結果となったのは現場の力不足と言わざるをえない」と明かす。
佐藤の所属事務所には多数の実力派俳優がいる上、佐藤を慕う若手俳優も多い。橋本も実力派女優として知られる。局関係者は「今後のキャスティングへの不安もある。佐藤さん、橋本さんの事務所をはじめ、各関係者へ説明をし続けているのが現状だ」と語る。
フジでは24年12月に元タレント中居正広氏による女性トラブルを巡る問題が発覚。対応が後手後手と指摘された。今後フジがどのような動きを見せるのか注目される。
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