武井壮、9歳で生き別れた母の思いに涙 昨年死去、会うことはできなかったが「見ていてくれたんだな」

タレントの武井壮が22日放送のNHK「ファミリーヒストリー」に出演。9歳で生き別れた母の思いを知り、涙した。

武井壮

武井の両親は、武井が9歳の時に離婚。それ以来、母と会うことはなかったという。武井は母について「とにかく優しくて、僕に対する表情はいつも笑顔で可愛がってくれたことしか覚えていない」と語っていた。

離婚後父と兄、武井の3人で生活も、父があまり家に帰ってこなかったため苦労をしながら兄弟で力を合わせて暮らしてきたという。

だが、その兄も癌のため24歳で死去。病床で「お母さんに会いたい」と言っていたため、なんとか母を探そうと実家に電話をしたが、家の人に「ひどい思いをして実家に帰らされて、子供と引き離されて、次に会う時が死ぬときとはつらすぎる」と、取り次いではもらえなかったという。

番組では、母の故郷へ取材に行ったが、昨年76歳で亡くなっていたことがわかった。だが、33年前に知り合った男性と再婚したという。

再婚相手の男性は、当初は取材を断ったものの、その後、武井が母親に恨みなどはなく、慕っているという文章を見たことから取材を受けてくれることに。

幸せそうな笑顔の写真を見た武井は「幸せに暮らしていたんだなって、少しも知らなかったので。幸せそうな表情で、いっぱい写真を撮っていたので、それが一番の発見でした。母の人生を知ることができてうれしい」と語った。

また、再婚相手の男性は、子供がいるということは知らされておらず、今回の取材で驚いたという。だが、遺品の中に雑誌から切り取った武井壮の写真が2枚しまわれていたと明かし、「やはり思いはずっとつながって、自分一人の心の中で思い続けて、成長ぶりというか、活躍ぶりを喜んでいたんじゃないかな」と語った。

それを見た武井は涙を止めることができず。「出てきたのは、僕が芸能界に入ってからの写真だったんで、忘れていなかったんだな、っていうのと、見ていてくれたんだなということが分かったんで本当に…」とうなずいていた。

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