JO1、見どころ一杯だった全国ツアー千秋楽の福岡公演 サプライズ発表あり、「困ったら俺のところ来い!」の男気発言あり
JO1が28日、マリンメッセ福岡A館で公演を実施。4都市14公演の全国ライブツアー「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE‘」を締めくくった。
ファンキーな生バンドのサウンドが鳴り響く中、「Where is my love?」と高らかに歌い上げる川西拓実のアカペラで開幕。ポップアップによって次々とメンバーが登場し、11人が2階ステージに集結すると、「Love seeker」がスタートした。
同曲はTBS系で30日放送「第66回 輝く!日本レコード大賞」の優秀作品賞受賞曲で、大みそかには第75回NHK紅白歌合戦でもパフォーマンス予定。世界最大のオーディオストリーミングサービスSpotifyにて2024年に世界で最もX(旧ツイッター)でシェアされた楽曲1位にも認定された、今年のJO1を象徴するナンバーで幕を開けた。
続く「HAPPY UNBIRTHDAY」では、今年、ミュージックビデオ撮影で訪れたハワイで、メンバーが涙するほど影響を受けたというマオリ族の民族舞踊のハカを取り入れたダンスアレンジで魅了。「Move The Soul」、「GrandMaster (JO1 ver.)」など勢いを加速させる楽曲で盛り上げていった。
VCRにより会場の雰囲気が一変すると、光沢のある淡い水色で、ほどよい肌見せがセクシーな衣装をまとったメンバーが再登場。「ICY」「Black Out (JO1 ver.)」など、色気を漂わせる楽曲を披露し、続くMCで地元出身の川尻蓮は「福岡ただいまー!今日、最後ですよ。後悔だけはしないように!最後まで楽しんでいきましょう!」と盛り上げ、リーダーの與那城奨は「声出せますかー!?全力で僕たちと最高のステージ作っていきましょう!」と呼びかけた。
中盤には、2ユニットに分かれメンバーの趣向を凝らしたステージを展開。DJ STAGEとしてがDJブースとともにリフトで現れ、「”DJまめ”ラストだぞー!声出していけよー!」と煽ってスクラッチで魅せると、川尻&川西が強気なラップできめ、金城&白岩瑠姫が続いて登場。普段はクールな印象を持たれる2人だが、「突き進め」という思いの込められた熱いラップをパフォーマンス。DJ STAGEのラストを飾ったのは鶴房汐恩で、遊びを交えた鶴房らしいリリックのラップ曲を披露し、唯一無二のパフォーマンスで魅せた。
バンドステージでは、河野と與那城がギター、佐藤景瑚がドラム、木全翔也がベース、大平祥生がキーボードを担当し、「Mad In Love」をバンド演奏しながら歌唱。歌とダンスだけでなく、ラップや楽器演奏など5年間で磨いたスキルを表現する特別なステージとなった。
そして、今回のツアーの中で特に盛り上がりを見せたリミックスパートでは、「KungChiKiTa (JO1 ver.)」「La Pa Pa Pam」「Trigger」など、JO1を代表するパワフルなダンスナンバー6曲を巧妙にリミックス。これでもかと全力で踊る姿に観客は大熱狂。本編の締めくくりとなる「Test Drive」では、アリーナとスタンドに分けた楽しいコール&レスポンスで、タオルを振り回して盛り上がり、会場全体が一体となった。
アンコールでは、昨年のツアーでも好評だったJAMからのリクエストに応える企画「Call me Call me」をアップグレードして実施。事前アンケートで人気だった「GO」、「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL (JO1 ver.)」をステージいっぱいに広がりながらパフォーマンスした。また、今月デジタルリリースしたばかりで、22日に開催された有馬記念のJRA「2024年度有馬記念プロモーション」テレビCMソングとして書き下ろされ、先日の静岡公演で初披露となった「JOin us!!」も披露。さらに、神戸公演でJO1サンタからJAMへプレゼントされたクリスマスソング「サンタさんへ。」を歌唱すると”幸せなこの時間が永遠に続きますように“という曲に込められた思いそのままに、会場が多幸感に包まれた。
そして、MCになるとリーダーの與那城が「久しぶりに乾杯する?」と持ちかけ、JO1とJAMでお決まりの「じぇ×11、おわーん!」の掛け声で乾杯。メンバーは「なんか忘年会みたいだね」とつぶやき、笑いを誘った。
メンバーからJAMへメッセージが送られると、川西は「皆さんいろんな悩みとか、不安とかあると思いますが、そんな皆さんに僕ができることは、皆さんが元気の出るような曲だったり、涙を流したい時に涙を流せる曲を作ることだと思ってます。僕を信じて、またJO1のライブに来てください。絶対に幸せにします。本当にありがとうございました」と語りかけた。
一方、川尻は「楽しかったね〜!やっぱりステージが好きです。こんな素敵な機会を作ってくれてありがとうございました。そして、伝えたいことがあります。メンバー!疲れたり、困ったりしたら…」と話し始めると、思わず大粒の涙が…。そして、「疲れたり、困ったりしたら俺を頼れ!JAMも困ったら俺のところ来い!夢見させるし、叶えたるから!黙って俺らについてこい!」と男らしく伝えた。
記念写真撮影をしよう!とメンバーが呼びかけ、客席に背中を向けると、ビジョンに映像が映し出され、メンバーも「何これ!?」と驚きのリアクション。追加公演として「JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE‘ IN TOKYO DOME」(来年4月20、21両日)の開催が発表されると、言葉を失うメンバーたち。JAMも歓喜に沸き立った。立ち上がって両手を掲げるメンバーや、嬉しさのあまり倒れ込むメンバー、抱き合うメンバーも。思わぬサプライズを実感し始めると、メンバーは次々と泣き崩れ、嬉し涙が伝染していきました。JAMからも「おめでとう~!!」という歓声が届けられるなか、金城が「ちょっとメンバーみんなでハグしよう」と集めると、自然と円陣を組み、「JO1 We Go to the TOP!」とお決まりの円陣の掛け声で喜びを噛み締めた。メンバーもお互いの泣き顔を見ながら、木全は「サプライズ上手いね」としみじみ。そしてグループの末っ子である豆原が「泣いちゃいましたね。嬉しいです!僕たちは11人で、絶対テッペンにいけるので、皆さんも絶対ついてきてください。絶対また会いましょう。また今度」と「Maybe Next Time」であたたかく締めくくった。
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