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2023年04月16日 19時05分

CIX 「CIX 2nd WORLD TOUR <Save me, Kill me>」詳細ライブリポート

2度目のワールドツアーで日本初上陸を果たしたCIX（左から）BAEJINYOUNG、HYUNSUK、BX、SEUNGHUN、YONGHEE

2度目のワールドツアーで日本初上陸を果たしたCIX（左から）BAEJINYOUNG、HYUNSUK、BX、SEUNGHUN、YONGHEE

韓国の5人組ダンス&ボーカルグループ「CIX(シーアイエックス)」が15日に八王子J:COMホールで行った、2度目のワールドツアー「CIX 2nd WORLD TOUR 」のライブリポートをお届けする。

日本では、13日兵庫と15日東京の2カ所4公演。それぞれ1日2公演というハードスケジュールながら、CIXのメンバーたちは終始幸せそうにFIX(CIXのファンネーム)との再会を楽しんだ。

ハードスケジュールの中、FIXとの再会を楽しんだメンバーたち

CIXは、日本語堪能なリーダーでラップ担当のBX、ダンスでも魅せるメインボーカルSEUNGHUN、グループのセンターを担うBAEJINYOUNG、長身でボーカルもラップもこなすHYUNSUK、そして甘いルックスの天使YONGHEEからなる5人グループだ。なんといっても平均身長180.4センチというスタイル抜群のビジュアルに目が釘付けになる。

今回は、日本オリジナルの楽曲はもちろん、韓国で発表したタイトル曲も聴ける2度美味しいセットリストだった。いい具合に挿入される韓国の楽曲にFIXもテンションが上がり、掛け声もより一層大きくなった。

CIXのパフォーマンスに会場はハイテンション

CIXのユニークな世界観を持つ楽曲の数々は、ドラマチックで心を突き動かされる。歌詞の内容を多彩に表現するパフォーマンスは時にダイナミックに、繊細に、なだらかに場面が展開していく。一方で、日本の楽曲は明るい曲調で一緒に楽しめるものが多い。

個々にデザインが異なるエポレット付きの衣装で登場したオープニングセクション。冒頭の「Numb」についてYONGHEEは、「Numbがオープニングになってうれしかった。始まってすぐに没頭させる曲だと思う」と話していた。日本公演について、セットリストを入念に準備した跡が見てとれた。

手首に巻いた白い包帯を使ったパフォーマンスで魅了

「Jungleはみんな好きな曲ですよね?どうでしたか?」とBXが問いかけると、客席からは「チェゴ!(最高)」の声。「Jungle」はサビに向かって曲調が大胆に変化していく。ダンスブレイクがパワフルでかっこいい曲だ。「458」もまた同じく韓国で発表された楽曲。腰を落としたダンスや、躍動感のある振り付けが見ものだ。後半で、SEUNGHUNがゆっくりとネクタイを外し、投げ捨てるパフォーマンスにFIXは大興奮だった。

歌詞の内容を多彩なダンスで表現

メンバーの美しい顔を堪能できる長めのVCRを経て、2部が幕を開けた。「Revival」は、手首に巻いた白い包帯を使ったパフォーマンスが特徴で、繊細な動きや合わせ技が見どころ。ステージサイドでは、BAEJINYOUNGがYONGHEEの頭についたキラキラの紙吹雪をとってあげる、仲良し「ゴンゴンズ」な場面もみられた。ちなみに「ゴンゴンズ」というのはBAEJINYOUNGがYONGHEEの〝コンビ名〟。2人が2000年生まれということに由来している。

アンコールを経て、最後のあいさつでHYUNSUKは「遠いところからずっと僕たちを愛してくれて、応援してくれて、本当に感謝しています。今日の公演も一緒に楽しんでくれたFIXの記憶の中に、ずっとずっと幸せな記憶として残ってくれたら嬉しいです」と愛を伝えた。

日本オリジナルの楽曲が多く含まれるセットリストを披露したCIX

BAEJINYOUNG「東京のFIXに会えて本当に幸せでした。本当に貴重な時間を割いてくださってありがとうございます。一人一人の皆さんと目を合わせて本当に幸せでした。大好き～」

YONGHEE「雨が降ってるのにも関わらず来てくださって、僕たちにいいエネルギーをくださって本当にありがとうございました。愛してるよ〜(照れくさそうに)」

SEUNGHUN「本当はやりたい曲がたくさんありました。日本の曲以外にも韓国の曲や僕たちのソロステージ、デュエット曲もやりたかったんですが、次の公演にもきてくれると約束してくれるなら、その時はさらに豊かな楽しいステージを皆さんにお見せして、みなさんの期待に応えたいと思います。愛してる～、FIXのみなさん～」