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2024年04月15日 20時37分

SHINeeのKEY、「15周年アイドル」のメッセージに「5は消して」とツッコミ<「The Performance」リポート>

テレビ朝日開局65周年を記念したグローバルミュージックフェスティバル「The Performance」が、14日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催され、日本、韓国から8組の人気アーティストが一堂に会した。

「The Performance」に出演したSHINeeのKEY©The Performance/撮影・田中聖太郎写真事務所

「The Performance」に出演したSHINeeのKEY©The Performance/撮影・田中聖太郎写真事務所

トリを飾ったのはSHINeeのKEY。バンドアレンジの「Good & Great」で華々しくステージに登場すると、バックダンサーと共に切れのあるダンスと抜群の歌唱力で観客を魅了した。「Good & Great」は“いつも頑張る自分を褒めてあげよう”という歌だ。頭をよしよしとなでる振りがあったりと、KEYらしいユーモアにあふれている。「横浜もっともっと盛り上げて!」と叫んで、「The Duty of Love」へ。KEYのコロコロと変わる表情とかわいい振り付けで楽しいステージを見せてくれた。

トークの時間になると、いつもながら流ちょうな日本語で観客を驚かせる。「今日はチームでもないし、ソロアーティストだし、僕はもう16歳じゃないです。でも頑張って今日もKEYくんは走ってみます!」とあいさつ。メインからセンターステージに移動する際、「15周年アイドルKEY」のメッセージボードを見つけて、「わざわざ15周年アイドルとか書く理由はないじゃないですか!5は消してください」と、鋭い突っ込みも忘れない。

「横浜に来たらなぜかいつもコスモワールドの話をしちゃうんです。できれば今度行ってみてください。僕みたいに700円の幸せを願うなら(笑い)」と、以前も話していたネタで笑わせた。さらに「今回は東京で一人でお花見に行ったり、バーに行ったり、カレーうどんを食べたり。なんか留学生みたいな生活をしていました」と来日エピソードを明かした。会場のSHINee WORLD(ファンネーム)を見つけては「SHINee WORLDの皆さんもたくさん来てくれてますね。この色を見たかったです」と、パールアクアグリーンのペンライトをうれしそうに眺めていた。そして「明日は月曜日なので、皆さんが少しでも生活を頑張れる力をあげたいと思います」と、日本語楽曲「Hologram」と、パワフルな振り付けの「BAD LOVE」で会場を盛り上げた。SHINeeのメンバーはいつでも私たちの憂鬱な月曜日をねぎらい、音楽で応援してくれるのだ。

また「最近2月にはSHINeeとして東京ドームに立たせていただいて、感動をもらいました。ありがとうございます。この後の日本活動としては7月に東京、8月は神戸でソロコンサートをやる予定があります」と発表。さらに「日本の新しいシングルも準備しています。それも6年ぶりだから頑張っています。今年は日本の活動も頑張っていきたいと思います」と立て続けのサプライズにSHINee WORLDを喜ばせた。一緒に歌うのが楽しい「I Wanna Be」から、「最後は強いインパクトを残す曲を用意しました」と、激しいダンスにクギ付けになる「Gasoline」へ。こちらもまたバンドアレンジでいつもとは違った雰囲気。トリに相応しい貫禄あふれる素晴らしいステージだった。

「The Performance」に出演したSHINeeのKEY©The Performance/撮影・田中聖太郎写真事務所

「The Performance」に出演したSHINeeのKEY©The Performance/撮影・田中聖太郎写真事務所

SHINeeは、デビュー15周年を記念したコンサート映画「MY SHINee WORLD」が現在も全国の映画館で上映中だ。さらに、メンバーのONEWが活動休止から復帰し、5月24〜26日まで韓国インスパイアアリーナにて「SHINee WORLD Ⅵ[PERFECT ILLUMINATION : SHINee’S BACK]」を開催することが決定し、話題となっている。