【ききみみ】Number_i らTOBE勢出演 「とべばん」人気の秘密は?

スタジオに集まったTOBEのタレントⒸTOBE Co.’ Ltd.

滝沢秀明氏率いるTOBEが公式YouTubeチャンネルで配信する番組「とべばん」が注目を集めている。計3回の配信が行われ、21日時点で、昨年11月25日に行われた初回配信は343万回、12月24日の第2回は182万回、今月14日の第3回は128万回再生されている。

岸優太(左)の上半身ホールドに苦悶の表情を浮かべる平野紫耀ⒸTOBE Co.’ Ltd.

これまでSNS上では「目当てのタレントだけじゃなくて、みんなの魅力を知ることができて楽しい」などの声が上がっている。仲間うちならではのワイワイした空気感で引き出される“推し”以外の魅力に引かれるファンも多いようだ。 推しの新たな魅力を発見することもある。他グループメンバーとの絡みが見られたりと、ファンにとっては、推しを深く知る機会になっている。

岸の「ニーグリップ」に沸くスタジオⒸTOBE Co.’ Ltd.

YouTubeコンテンツとは思えないスケール感も魅力だ。これまで大手回転寿司チェーン「スシロー」や、化粧品大手「KOSE」、旅行予約サービス「楽天トラベル」、携帯電話料金ブランド「LINEMO」がスポンサーとして協賛したり、コラボ企画を展開。スシローやKOSEの店舗を訪れたIMP.のメンバーがスタジオに向けて、各店にちなんだクイズを出したり、スシローとのタイアップ商品を作成したりと、テレビのバラエティー番組のような構成も見られた。

Number_iの岸優太(右)のカミングアウトに平野紫耀(中)、神宮寺勇太(左)らは大喜びⒸTOBE Co.’ Ltd.

放送関係者が「これまでも芸能人のYouTube番組を企業が協賛し、テレビ番組のようなクオリティーのYouTube番組はあった。だが、Number_iらTOBE勢ほどの人気者で、大企業がついた配信は珍しい。テレビとYouTubeの関係が変わるきっかけになるかもしれない」と指摘する。協賛企業の社名がトレンド入りするなど、企業側にとってもメリットは大きく、こうしたスタイルの配信が増えていく可能性もある。今後のTOBEと「とべばん」は、さらなる広がりをみせそうだ。(塩野 遥寿)

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  • 岸優太(左)の上半身ホールドに苦悶の表情を浮かべる平野紫耀ⒸTOBE Co.' Ltd.
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