なにわ男子・大西流星「脱皮した姿 巳(み)せます」 アイドルとして、俳優として…年男の誓い初め

なにわ男子の大西流星がスポニチのインタビューに応じた。昨年は初主演映画が公開され、グループでも初のアジアツアーを開催するなど、ファンにたくさんの笑顔を届けた。今年は年男となり、一皮むけた姿を見せてくれそうだ。

ポーズを決める年男の大西流星(撮影・会津 智海)

現在、アジアツアーの真っ最中。昨年11、12月に台北公演を行い「未知なことが多かった。初めての会場や記者会見など、言語も(違う中で)どうやったら伝わるか一から7人で話し合いができた。結束力がより強まった」と手応えを感じている。

今月はソウル公演と香港公演を控え「25年も良いスタートが切れそう」と楽しみで仕方がない様子。なにわ男子といえば王道のキラキラしたパフォーマンスが持ち味の一つ。「アジアでも胸張って、日本のアイドルやってますよと見せられるように、頑張りたい」と矜持(きょうじ)を示していく。

俳優としても14日スタートのTBSドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜後10・00)に出演し、年始から存在感を示す。演じるのは芳根京子演じる主人公の同期で、血を見るのが苦手な研修医。「他の研修医の頑張りであったりを見て、だんだん強くなっていく姿が描かれてます」。同枠の作品が大好きといい「出演できる喜びがある。より自分を見ていただけるチャンスでもあるので、しっかりと役と作品に向き合いながら、大事に丁寧に演じていきたい」と意気込む。

昨年は飛躍の年だった。どんな年だったかと聞くと「ちゃんとあっという間の一年でした」と、間髪入れずに記者の目を真っすぐ見て答えた。「あっという間」と表現するほど、怒濤(どとう)の一年だった。

少女漫画を実写化した映画「恋を知らない僕たちは」で映画初主演。大きい目に端正な顔立ち。少女漫画のキャラクターを実写化するにあたり適役だが「自分が少女漫画の実写化っていうイメージがつかなかった」と振り返る。昨年4、5月に撮影、8月に公開され「本当に濃い期間。たくさんの人に作品を愛してもらって、夢のような期間でした」。

公開中のアニメ映画「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」ではゲスト声優を務めた。国民的キャラクター、乱太郎やきり丸、しんべヱとの“共演”も実現。「夢のまた夢だと思っていた凄いことをさせていただいた。自分のお芝居の幅も広がって、楽しかったです」と声を弾ませた。

グループとしては全国アリーナツアーを開催。事務所のタレントが集った「WE ARE」や、関西勢が一堂に会した「KAMIGATA BOYZ」の公演にも出演した。「先輩方とご一緒する機会が多かったので、たくさん吸収してグループとして大きくなった一年でした」と成長を実感している。

年男となった今年はアイドル、俳優だけでなく、活躍の幅を広げたい意向だ。個人では鉄道好きやメーク好きがクローズアップされることも多く「好きなことを発信する場をもっとつくりたいし、なにわ男子の入り口になれるようにいろんなことにチャレンジしたい」と野望もちらり。「なにわ男子についていきたい、大西くんをもっと応援したいなって背中を追ってくれる、たくましい人になりたい。一人の大人としても、立派な自信あふれた人になれるようにたくさん果敢にチャレンジしていく。全部チェックしてください」と、なにふぁむ(ファンの総称)に宣言した。

◇大西 流星(おおにし・りゅうせい)2001年(平13)8月7日生まれ、兵庫県出身。12年7月14日に入所。22年11月12日になにわ男子として「初心LOVE」でCDデビュー。愛猫は「ときくん」。血液型O。

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