パーカク「OWV」佐野文哉<一問一答ほぼ全文④>吉本興業所属ってこともあるんで二足のわらじ目指します

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが“推しのパーツ”を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は吉本興業所属の4人組「OWV」の佐野文哉。注目は、ダンスに切れ味を生み出す上腕二頭筋です。4回に分けた一問一答ほぼ全文、その(4)をお届けします。

上腕二頭筋を鏡でさらけ出す佐野文哉(撮影・光山 貴大)

――コロナ禍で動けない時期、具体的にどのような活動をしていた?

それこそ今言ったキャラクタイズもそうですけど、最初に青い状態で世に出るよりキャラクターを固めようか、みたいな。それぞれがこのキャラ、このキャラ、このキャラと誰かが、それこそリーダーが主体となって決めてしまうと、いつかそれがストレスになった時に、グループとしてきつくなると思いました。みんながそれぞれやりたいキャラを言ってみようみたいな。で、それぞれがムードメーカーだ、リーダーだと案を言った時に誰も被らなかったので“じゃあ、それで行こうよ”ってなりました。そういうところも今に通じています。その時間があったから、固まったのかなと思います。会えない分、メンバーで電話をしつつ、その声を録音して自分たちで編集して、1個のラジオコンテンツとしてアップしたりとかしていました。会えない分、声だけのコンテンツでどうやってファンの方の応援をしたいかという、モチベーションや熱を保っていくかっていうところも凄く意識していました。

――4人で話している今後の目標などは?

吉本興業所属というところで、バラエティーだったり二足のわらじを目指す。パフォーマンスもそうだけど、分け隔てなく、お笑いとか。あんまりアイドルの方とか、アーティストの方がやらないようなエリアまで仕事の幅をやっていけるグループになれたらいいかなと思います。最終的には4人しかいないので、それぞれがそれぞれの分野で力をつけて。モデルやっているやつもいれば、舞台やっているやつもいて、みたいな。それぞれが枝分かれして、力をつけて、年に1回ぐらいバッと集まって、でかいところでライブするみたいな、そういうグループになるのが最終目標かなと思います。

――自身が開拓したい分野は?

僕はやっぱり今のうちはスポーツ系とか体を使う系が合っているかなと思います。でも、いつまでも今の馬力が続くわけじゃないじゃないですか。劣化はしてくると思うので、その時はその時でという感じです。あとはアート系とか。DJもやっているので、そういうところでやっていけたらいいかなと。

――個人として出たい作品や番組は?

スポーツ系の番組はどれも一度は挑戦させていただきたいです。もっと言うとアクション系のドラマだったり、映画だったりもいつかチャレンジしてみたいなと。

――アクションで具体的に出たい監督や脚本家の作品は?

僕はずっと岡田准一さんの「SP」が好きで、かっこいいなと思っていました。あとは佐藤健さんの「るろうに剣心」だったり。自らのポテンシャルでやられているじゃないですか。「ミッション:インポッシブル」とかもそうですけど、なんかああいうのはかっこいいなと思います。

インタビューに応じる佐野文哉(撮影・光山 貴大)

――DJもやっていきたいとのことですが、目標にするアーティストは?

目標の人物というか、僕「ULTRA(音楽フェス)」とかが好きで、今年も見に行ったんですけど。ああいうでかいところで、自分の作った音楽でたくさんの人を沸かすことができる存在、盛り上げることができる存在っていうのが音楽やっている身として、めちゃくちゃやっぱ、かっこいいなって思います。そういう存在になっていけたらいいなと。なので、DJとして人の曲を流すだけではなくて、ゆくゆくは自分の楽曲でトラックを作って、ファンや僕たちのことを知らない方の心をつかんでいけたらいいかなっていう風に思っています。

――JO1に対しての感情は?

プライベートは全然(わだかまりはありません)。この間もごはんとか行ったメンバーいますし、普通に仲いいですね。ただ、やっぱりグループとか、この今の音楽市場、ボーイズグループ界隈っていう話になってくると越さなければいけない存在だと思っています。こっちは勝手にライバルだと思っているので、やっぱりそこは変わらないなと思います。

――最終的に目指すグループの姿は?

誰かが引っ張っているグループ、このグループといえばこの人だよねってそういうグループもいらっしゃるじゃないですか。この人のグループだよねじゃなくて、やっぱり国民的と呼ばれるグループの方たちって、それぞれが有名というか、それぞれにファンがしっかりいらっしゃる。キャラ立ちがしていて、色があって、みたいなのがやっぱ国民的グループだと思います。僕らはやっぱりそういうチームになっていきたいなと思います。なんかバラバラなのに、グループで集まった時に、なんかめちゃくちゃまとまりあるみたいなチームになっていたらいいかなと思います。アベンジャーズみたいな感じじゃないですけど。本当に意味わかんないじゃないですか。1人が舞台やっていて、1人がDJやっている時点で。全然活動の方向性が違うと思うので。これがそれぞれに箔がついた時に集まって、グループとしても集まったらまとまっているみたいなのが理想かなと。

――4人で具体的に立ちたいステージや舞台は?

目先のステージを一つ一つ、大事にやっていくっていうのはあるんですけど、やっぱり国内で最終目標するのはやっぱ東京ドームだったり、ドームツアーだったりっていうところになってくると思います。僕個人でいくと、これずっといろんなところで言っているんですけど「コーチェラ」に出たくて。アメリカで行われる世界最大のフェスなんですけど、スカパラさんとか、宇多田ヒカルさんとかも出てらっしゃるんです。なので、全く日本人が目指せないわけではないじゃないですか。ちょっと頑張りたいなと思います。

上腕二頭筋をさらけ出す佐野文哉(撮影・光山 貴大)

◇佐野 文哉(さの・ふみや)1997年(平9)5月25日生まれ、山梨県出身の26歳。メンバーカラーは青。特技は長距離走。好きなアーティストはクリス・ブラウン。1メートル71。血液型B。

◇OWV(オウブ) 「PRODUCE 101 JAPAN」に出演した元練習生4人によって結成されたボーイズグループ。グループ名は「Our only Way to get Victory(勝利をつかむ僕たちだけの道)」の頭文字から来ている。公式ファンネームはQWV(キューブ)。

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