SixTONES 森本慎太郎主演の4月期ドラマ「街並み照らすヤツら」について日テレ「まもなくクランクインできる予定と聞いている」
日本テレビの定例社長会見が25日、東京・汐留の同局で行われた。SixTONESの森本慎太郎主演の4月期ドラマ「街並み照らすヤツら」(土曜後10・00)について言及した。
福田博之取締役専務執行役員は「まもなくクランクインができる予定と聞いている。主演以外のキャストについても固まりつつあるので間もなく報告できると思う」と語った。
森本の起用については「新規の起用というつもりで決めております。その状況に至ったという判断が当社の中にあった。森本さんは日本テレビのドラマでの実績もありますし、大変短いスパンで企画が決定してクランクイン。かなり大変な役割を課してしまうが、森本さんのお芝居の力、タレントとしての能力に大変期待して決めている」と説明した。
石澤顕社長は「スマイルアップ社の方でも救済など、日本テレビ側が申し入れをしていた改革について進捗が見られる」と話した。福田氏も「一定の評価をしているのでキャスティングした。常にコミュニケーションをとり、補償が進んでいるかを引き続き確認する」とした。
同ドラマ枠は当初、小学館の漫画原作のドラマを放送予定だったが、昨年10月期放送のドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが急死した問題を受けて、制作見送りとなっていた。同局が今月7日に開いた4月期改編説明会で、コンテンツ戦略局総合編成センター部長の江成真二氏は同ドラマ枠について「調整中」とするも「何が何でも間に合わせます」と宣言。
石澤社長はこうした状況を踏まえ「タイトなスケジュールで作らざるを得ない状況。クオリティーについては現場が一生懸命頑張っている。現場の努力に期待したい」とした。記者からの「無理が出ないのか?」の質問に「無理があるようなら作らせないので大丈夫だと思います」と話した。
江成氏は同説明会で、旧ジャニーズ事務所のタレント起用について「STARTO ENTERTAINMENT、SMILE-UP.の取り組みを注視しながら適切に判断していくという姿勢に変わりない」と述べた。一方、「申し入れた点に関しては対応が進んでいると認識をしているため、新規起用も含めて検討できる段階には入っていると考えている」とコメントしていた。
森本がゴールデンプライム帯ドラマで単独主演を務めるのは初。今作は原作がないオリジナルストーリーで、森本は妻と2人で、両親から受け継いだケーキ店を経営する男性を演じる。さびれたシャッター商店街で経営ギリギリのケーキ店を営むも、大切な店と家族を守るために悪事に手を染めてしまい、そこから予期せぬ展開へと進む怒涛のヒューマンエンターテインメント作品。
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