SixTONES<囲み取材ほぼ全文②>「酸欠みたいな状態」一曲一曲出し切ったギリギリのステージ
SixTONESが22日、初の4大ドームツアーの最終公演を東京ドームで行った。グループで初めて生バンドの演奏に乗せてのコンサートで、「アンセム」など34曲を熱唱。髙地優吾は「バイブス上がってるか!俺たちの音楽の魂、受け取って帰ってくれ」と熱く呼びかけた。炎や約100㌧の水を使った噴水など、豪華な演出とともにこだわりの音楽を届けた。本番前の囲み取材のほぼ全文②をお届けします!
――皆さん、満身創痍(そうい)という形で終わったら倒れるという感じ?
京本大我「そうですね。今日、僕ステージ上で倒れる夢を見た。それぐらいギリギリでこの3日間毎日やっているんだなと思いながら、やっています」
田中樹「今まで感じたこと無いんですけど、曲と曲の間とかに頭とかよく分からないところが痛くなったりする。なんかもう酸欠みたいな状態になっちゃって。そのくらいギリギリ全てを一曲一曲に出し切った状態でステージに立っています」
――全部で、51万5000人動員という物凄い数字。毎公演、駆け付けてくれるファンへの思いは?
田中「僕たちが転機となったなと感じるうちの1つがYouTube。そういったファンの人が見てくれた数字がダイレクトになったものが、僕たちの転機になった。僕たちがここまで来るきっかけになったことも、目に見えてファンの人たちの力だと感じる出来事が凄く多い。今回のツアーもそうですけど、つくっている段階から凄く不安な状況なんですけど、お客さんが僕たちに自信を持たせてくれる。(ライブ前に)不安な僕たちを、ライブが終わった後に不安だったのがバカみたいだなと思わせてくれるようなエネルギーを凄くくれる。本当に毎ツアー、一緒にライブをつくっている感じが凄くする。もちろん普段は、ちょっと照れ隠しで〝メンバーが一番だから〟と言いますけど、メンバーをつなぐのもやっぱりファンの人たちだなという感覚は凄く強いんじゃないかと思います」
――ドーム公演にあたり、噴水や花火といった派手な演出を取り入れた?
田中「僕たち本当にバカなので〝見た目が派手なもの〟とか、〝かっけえのやりたい〟とか、バカみたいな伝え方しかできないんです。それをスタッフさんたちが〝じゃあこういう分かりやすい派手なの入れよう!〟と実現してくれた感じですね。実は僕たちそんなに具体的な機構をあんまり言ってないんですよ。ここで炎とか〝なんかバンバンかっけーのやりたい!〟とか、〝ここ凄い一番派手にして!〟って言ったら、ずっとデビュー前からやってくださっているスタッフさんたちがそれを形にしてくれたツアーですね」
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