橋田賞新人賞のSnow Man目黒蓮「『silent』は皆さんの心を動かすことができた作品」

橋田賞新人賞を受賞、スピーチをする目黒蓮
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「Snow Man」目黒蓮が10日、都内で行われた「第31回橋田賞」の授賞式に出席した。

橋田賞は、脚本家の故・橋田寿賀子さんが理事を務めた橋田文化財団が、優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰するため1993年に創設された年間表彰。橋田賞新人賞を受賞した目黒は、昨年放送されたフジテレビドラマ「silent」で、「若年発症型両側性感音難聴」を患う青年・想を熱演した。音のない世界で、かつての恋人・紬(川口春奈)と再会することから再び動き出す物語で、切なくも温かい恋模様は大きな反響を呼んだ。またNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」での好演も話題となり、俳優としての存在感を印象づけた1年だった。

俳優としての存在感を印象づけた目黒蓮

濃紺のスーツに身を包んだ目黒は「『silent』は、皆さんの心を動かすことができた作品だったなと思います。僕自身も心を動かされたうちの1人で、あの世界の中で佐倉想という役を演じることができて光栄だったなと思います」と振り返った。「手話という言語を使った役だったのですが、せりふを覚えるだけではなくて、自分の手話、相手の手話を全部覚えたり、毎日いっぱいいっぱいだった」と、撮影の苦労話を回想。それでも「そうやって作った作品で、感動したとか影響されたとか(感想をもらい)、この賞をいただけて、頑張ってきてよかったなと思います。また一つ人生の経験を増やすことができてうれしいです」と感謝した。

「『silent』は、皆さんの心を動かすことができた作品だったなと思います」目黒蓮

授賞式はYouTubeでも生中継された。司会のTBS安住紳一郎アナウンサーから、視聴者へのメッセージを求められると「最後まで見てね!」とおちゃめに呼びかけた。

「silent」からは目黒のほか、脚本家の生方美久さんも橋田賞新人賞を受賞。作品も橋田賞を受賞しており、トリプル受賞となった。

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