木村拓哉 “妻”天海祐希にロックオンされ“夫”らしく感謝の弁「そばにいると感じさせてくれる温度や匂い、全部ひっくるめて…」

壇上で話す木村拓哉(左)と天海祐希

俳優木村拓哉が主演するテレビ朝日ドラマ「Believe―君にかける橋―」(25日スタート、木曜後9・00)のイベントが18日、都内で行われた。放送開始1週間前まで隠されていた、木村と共演する豪華キャスト7人がお披露目された。

主人公の妻を演じるのは天海祐希で、意外にも木村と初共演。木村のエスコートで壇上に上がり、「妻!妻!を演じさせていただきます」とアピール。木村のことを「主人」と呼びながら「濃密な時間を過ごすことができています。撮影が進むにつれて、もっと仲も深めていきたい」と力を込めた。

フォトセッションで笑顔の木村拓哉(左)と天海祐希

木村は1995年の連ドラ初主演から30年目。主演作で妻がいる設定は上戸彩と共演した15年の「アイムホーム」以来、9年ぶり。私生活と同じ〝姉さん女房〟は初めてだ。同時期に活躍してきた天海との初タッグ。木村は刑務所に収容される大手ゼネコンの設計者、天海はその妻という設定だ。

木村が天海について質問されると、天海は隣に座る木村の方に体を向け「どうですか?」とロックオン。木村も体を向け、見つめ合う形で「そばにいると感じさせてくれる温度や匂い、全部ひっくるめて、ありがとうございます」と一礼。これに天海も「ありがとうございます」と頭を下げ、息ぴったりの様子。天海は「“これが木村拓哉さんか”と思いながら見ている。新鮮なのによく練り上げられたものを感じられて楽しい」と“夫”を絶賛した。

観客を背にポーズを決める(左から)一ノ瀬颯、斎藤工、竹内涼真、木村拓哉、天海祐希、小日向文世、上川隆也、山本舞香

○…登壇した竹内涼真や斎藤工のほか、この日は欠席した北大路欣也も共演する。木村は「とても素敵で、ぜいたくな共演者の皆さんとこの場に立てて光栄」と喜びで、「無駄な日が一日もなく無駄なカットも一つもない」と充実した日々を過ごしている。竹内は主人公を執念深く調べる刑事役だが、この日は登壇してすぐに木村と固い握手。「木村さんがマジで本気なので、(自分も)マジで本気でいける」と相性の良さを語った。

○…木村は数多くの人気女優と共演してきた。山口智子と恋人役を演じた96年のフジ「ロングバケーション」は、俳優としての出世作。平均世帯視聴率29・6%を記録するヒットで、最終回は36・7%を記録した。木村と常盤貴子による切ない恋物語でヒットした2000年のTBS「ビューティフルライフ」は最終回に41・3%を記録。木村の出演ドラマの中で最高の数字となっている。

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