木村拓哉「いや、おかしいなと思ったんですよ」 羽まとった“奥さん”まで登場したクランクアップの異変

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俳優の木村拓哉が7日放送のパーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)に出演。大ヒットドラマのクランクアップ時の驚きの出来事を明かした。

この日のゲストは女優の天海祐希。2人は先月最終回を迎えたテレビ朝日系のドラマ「Believe-君にかける橋-」で主人公・狩山陸とその妻・狩山玲子役として初共演を果たした。天海は「奥さんですよ、奥さん。もう思い残すことないですよ、私も」とうれしそうに話した。

木村は「この場をお借りしてもう一度ありがとうを言わないとなと思ってたんですけど、僕のですね、このシーンでクランクアップなんですかっていうような内容のシーンだったんですけど。(天海は)その現場にわざわざ来てくださいまして。あと工と、颯も駆けつけてくれたんですけど」と天海が共演した斎藤工、一ノ瀬颯と共にねぎらいに訪れてくれたと明かした。

天海は「ちょっと早めに入りまして。3人で場当たりしましてね」と段取りの確認作業を念入りに行ったと告白。木村は「いや、おかしいなと思ったんですよ」と語った。

撮影が終わると普通はスタッフからその場で「オールアップでーす!」と声を掛けられるのが普通にもかかわらず、今回のドラマの場合は撮影が終わるとスタッフから「下に降りてください、とにかく」と詳しい説明もなく言われ、降りて行くと下の階に撮影開始前にはなかった階段が用意されていたという。

その階段の上り口にはカーテンがかかっており、「なんだこれってちょっとクエスチョンの頭の中、ああ俺終わったかあって思ったら、カーテンがいきなりシャって開いて、3人が。最初は2人、工と颯が」と現れたとした。

天海が「3段くらいの階段でね」と話すと、木村は「ちょっとだけ、ちょっとだけ小さめの羽を後ろにしょった、スパンコールのタキシード、えんび服の2人が工と颯って感じででしたね」と回顧。「“えっ、何やってんだよ、お前ら!”って思ったら、一番大きい羽をしょっていた方本人が花束持って現れてくれて」と天海が宝塚時代のような登場の仕方をしたと打ち明けた。

「とんでもないクランクアップを僕は迎えさせてもらうことができたんですよ」としみじみと語ると、天海は「あれ、位置決めして、カーテンの後ろで、3人で息をひそめて待ってました」とぶっちゃけた。

木村は「本当にあの時はありがとうございました」と感謝。天海は「とんでもないことです。今回バタバタだったからかもしれないんですけど、主演の方ってうわっていうところで終わることが多いじゃないですか、みんながそろっているところで。それじゃなかったので、これでいいのかと思って。これはちょっと行くべきじゃないかと。休みだし。俺に祝わせろと思って行きました」と楽しそうに語った。

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