BALLISTIK BOYZ 砂田将宏「ベスト4はいける」「優勝してもらいたいし、できるチーム」 サッカー日本代表初戦快勝を海外名門への留学経験もある元“二刀流”が実力派解説

パリ五輪サッカー日本代表が初戦で快勝したことを受け、男性7人組「BALLISTIK BOYZ」の砂田将宏が25日、スポニチに喜びの声を寄せた。小学生の時にポルトガルの名門ベンフィカにサッカー留学した経験を持つ実力派は「スコア以上に期待が高まる素晴らしいゲームだった」と大興奮だった。

BALLISTIK BOYZの砂田将宏

砂田は午前2時からテレビ観戦した。グループ活動を終え疲労もあっただけに「眠気との戦いになるのかなと思っていましたが、前半(19分)に先制したことで眠気は吹き飛びました」と笑顔で回想。MVPにはフル出場でチームを支えた主将のMF藤田を挙げ「試合を通して常に安定したパフォーマンスだったと思います。とにかくミスをしない判断力や技術はチームの安心材料になっているのでは」と、経験者ならではの視点で説明した。

2019年にグループデビューした砂田。小学生時代はダンスに熱中する一方で、サッカーにも打ち込む“二刀流”だった。全国大会出場経験があるクラブチームに通い、ポルトガルとスペインへの短期留学も経験。留学先では当時バルセロナの下部組織所属だった久保建英とフットサルで交流した。ダンスとサッカーともに本気だったからこそ、中学進学時に両立の難しさを感じ、ダンスの道へ進むことを決断した。

小学生の時にSLベンフィカにサッカー留学した砂田将宏

左サイドのMFを務めていた経験から、左サイドを崩しての先制点の話になると一段とテンションが上がった。FW斉藤の縦パスに抜け出したDF大畑が中に折り返してMF三戸がネットを揺らした場面を「左サイドの斉藤選手が中で下りてきたスペースを生かしたシーン」と解説。そして「三戸選手も斉藤選手がボールを持ったタイミングで裏に抜ける意識はあったと思いますが、(斉藤選手が)ゴールに対して前を向いた状態の大畑選手に出すという選択、そして三戸選手も深く入り込まずマイナスに構えてフリーな状態になる。3選手の技術と判断が完璧にかみ合った瞬間だったと思います」と熱く語った。

日本代表の次戦はマリ。「アフリカのチーム特有の身体能力には警戒が必要かと思います」と分析。守備面ではDF高井、攻撃面では藤田をキーマンに挙げ、それぞれに「相手にフィジカル負けしないところ」と「相手に切り替える時間を与えない推進力」を期待した。

日本の強さを「圧巻の攻撃力、なにより個々の力」と実感。刺激を受けた様子で「自分も(代表の)皆さんのようにたくさんの方に勇気、希望、夢を与えられる人になれるように頑張ります」と抱負。イレブンには「ベスト4はいけると期待しています」とした上で「もちろん優勝してもらいたいですし、できるチームだと信じて応援しています」とエールを送った。

小学生の時にサッカーに打ち込んだ砂田将宏

◇砂田 将宏(すなだ・まさひろ)2000年(平12)5月17日生まれ、大阪府出身。18年結成、19年デビューの「BALLISTIK BOYZ」の最年少メンバー。LDHのグローバルアーティスト育成プロジェクトで中学2年から約3年半、米ニューヨークへ留学。フジテレビドラマ「ビリオン×スクール」(金曜後9・00)に出演中。

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