三代目 J SOUL BROTHERSの4大ドームツアー開幕 3.5万人に26曲披露
三代目 J SOUL BROTHERSの4大ドームツアーが16日、福岡PayPayドームで開幕した。グループは今月11日からデビュー15周年記念イヤーに突入しており、その幕開けとなる公演。3万5000人の前で代表曲「R.Y.U.S.E.I.」など26曲を披露した。
ドームツアーの初日を迎えた「三代目 J SOUL BROTHERS」の(左から)岩田剛典、NAOTO、登坂広臣、小林直己、今市隆二、ELLY、山下健二郎
まばゆい無数のレーザービームで会場が照らされる中、ゴンドラに乗った7人のシルエットが浮かび上がると地鳴りのような歓声が上がった。新曲「DEVELOP」からライブはスタート。冒頭から火柱や花火など特殊効果をふんだんに活用し、熱気を一気に高めた。
ドームツアーの初日を迎えた「三代目 J SOUL BROTHERS」の(左から)岩田剛典、山下健二郎、ØMI、NAOTO、今市隆二、小林直己、ELLY
これまでの公演では会場中央にセンターステージを設置し、360度を見回すようにパフォーマンスすることが多かった。ただ今回は高さ15メートル、幅70メートルの巨大LEDパネルの前に横長のステージを組み、映像と7人の動きをリンクさせるような演出を取り入れた。ØMIは「普段と異なり、7人を正面から見せることでグループのパワーを今まで以上に伝えることができる」と狙いを明かした。
ドームツアーの初日を迎えた「三代目 J SOUL BROTHERS」の(左から)岩田剛典、山下健二郎、ØMI、ELLY、今市隆二、小林直己、NAOTO
単独公演は約1年ぶり。その間、メンバー各々が自力を磨いてきた。今市隆二は台湾で自身初の海外公演を成功。岩田剛典はNHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公の学友役を演じ、役者としての存在感を高めた。そんな個の力が集結したステージにØMIは「個々の強さや歴史が集まり、グループの力が発揮された」と胸を張った。実際にステージでも岩田やNAOTOがラップを披露したり、小林直己が殺陣に挑戦したり、各々のソロパートでも観客を沸かせた。
ドームツアーの初日を迎えた「三代目 J SOUL BROTHERS」の(左から)NAOTO、岩田剛典、ØMI、小林直己、今市隆二、山下健二郎、ELLY
6年ぶりのアルバム「ECHOES of DUALITY」からは収録曲10曲を披露。会場ごとにバラードを入れ替える予定で、福岡では「C.O.S.M.O.S.～秋桜～」を選曲した。
ドームツアーの初日を迎えた「三代目 J SOUL BROTHERS」の(左から)岩田剛典、山下健二郎、ØMI、NAOTO、今市隆二、小林直己、ELLY
今回のツアーを弾みに来年11月に迎えるデビュー15周年まで駆け抜ける。今市は「根幹は何も変わっていないが、メンバーが1人も欠けることなく15年目に突入できたのが誇り」と自信。ØMIは「少しはみんな丸くなったのかな」と照れ笑いを浮かべた。
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