関西ジャニーズJr.「Aぇ!group」一問一答ほぼ全文③~グループ初全国ツアーの東京公演を終えて~

- 熱唱するAぇ!groupの(左から)福本大晴、草間リチャード敬太、正門良規、末澤誠也、小島健、佐野晶哉
関西ジャニーズJr.「Aぇ!group」が14日、全国ツアーの東京公演を有明の東京ガーデンシアターで行った。グループ初の全国ツアーで、東京でライブを行うのも初めて。グループのオリジナル曲「PRIDE」などメドレーを含む全22曲を披露し、約8000人の観客は大フィーバー。公演後の一問一答ほぼ全文をお届けします!

フィナーレで万歳する(左から)小島健、福本大晴、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、佐野晶哉
――東京のファンはほかの地域や会場と比べてどうですか?
正門良規「初めて行く場所とか会場は不安が大きいんですけど、今はどこもなんかホームというか。めちゃくちゃ温かい雰囲気。唯一言うとすれば、会場の作りに慣れるのが大変で。裏動線で迷子になったりしそうで大変ですね」
――男性のファンの方もいらっしゃいましたが、いかがですか?
草間リチャード敬太「今回、すごい男性のファンが増えたなって言ってて。でも〝男性だけで声出して!〟って挑戦したことってあんまなかったんですよ。だけど、やってみて〝そんなに声出してくれんのや!〟っていう。ズドーン!ときてほんま泣きそうになりました。めちゃくちゃこっちもテンション上がりましたし、男性だけじゃなくお子さん連れで来てくれてる方もいる。小さい子がメンバーカラーの服着て〝わーっ〟って、うちわを振ってくれていたり。本当にいろんな世代の方が来てくれてるっていう。それで楽しんでもらえるライブにできてるんかなっていう自信につながります。ずっとバンド中とかも(お客さんとお客さんの間から)手を振ってくださるおばあさんもいる」
正門「親戚来てんのかなーってなるな」
草間「でもちゃんとペンライト持って振ってくれている。どんどん増やしていきたいですね」
――この6人の強みは?
正門「佐野もちらっと言ってましたけど、良いか悪いかは分からないですけど、かっこいいだけでなく、ある意味ちょけてみたりとか。6人の空気感というか、正直、最初グループ組んだ時って、あんまり一緒に仕事したことないメンバーが多かった。事務所に入った年月にちょっと差があったりとかやったんですけど、年々そういうのがなくなってきて、より近くわちゃわちゃしてる。良くも悪くもの時もあるんですけどね。怒られる時もあるんですけど楽屋のようなノリで、裏表のない僕らのピュアな部分がお客さんに伝わる。僕らが面白いと思うこととか楽しんでいるってことをお客さんとかスタッフさんが見て笑ってくれる。そこが純粋に助けられてる部分だとは思うんですけど、強みにしてもらっているというか、そんな感覚はちょっとありますね」
福本大晴「久しぶりに見ていただいた振付師さんに言ってもらって覚えているのが〝Aぇ!groupに脇役とかまじおらんわ。6人とも主人公に見えた〟って。目立つ人と目立たない人とか出てくることあると思うんですけど、Aぇ!groupって6人とも主人公って言ってくれた。それって、たまに話し合いとかでも全部360度(いろんな考え方の方に)向いたりする時とかもあると思うんですけど。ライブツアーで全然意見違ったりとか。でも、それって全員が良いものを届けたいという、芯にあるものは全員一緒やから、1つのことをみんなでするってなった時にすごい力を発揮するのかなって思います。個性バラバラやけどチームは1つ。Aぇ!groupって1つのグループを上にしたいって気持ちが一緒やからこんなパワー出るんかなと思います」

熱唱する(前列左から時計回りに)佐野晶哉、末澤誠也、小島健、福本大晴、草間リチャード敬太、正門良規
――今回、恒例のコントコーナーでなくゲームコーナーを取り入れた狙いは?
小島健「『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!』という舞台をグループ6人だけで年末年始にやらせて頂いて、41公演のロングランで大阪、東京、名古屋、広島の4都市を回らせていただいた。それの名残りといいますか『ガチネバ』も自分たちの中で気持ち良かったのですが、その途中くらいで〝ガチでネバーエンディングなゲームコーナー〟みたいなのを思いついた。〝ガチでネバーエンディングな何か〟をやったら面白いのかなと。それも日替わりとか。コスプレとか、ファンが喜んでくれるコスプレもあれば、正門くんの(セーラー服とミニスカートにおかっぱ頭のコスプレではなく)格好良いコスプレが見たかったという人もいるし(笑い)。そこはいつもコントやっている部分で、ゲームコーナーをやるのは初めてかもしれない。思いつきでした。打ち合わせで相談して、じゃあ、やってみようということで形になりました。だから結構アバウトです。策略もないし、練習も今回は少なくて4時間くらい。毎回、100%全部違う。衣装も違うしボケの人も違うし、急にこの人輝く、みたいのも面白い。普通の格好しているのに面白い人もいる。だから僕らも新鮮に楽しめるのが、あのコーナーで、純粋に楽しいです。公演時間が長い日も短い日もある。ゲームコーナーは挑戦ですね。全部アドリブなので。最初からダダ滑ったら全部滑るので。今の所は、なんとかぎりぎり耐えていますね(笑い)」
――動員が13万3500人で、自信になると思いますが〝今後どんな景色を見たい?
末澤誠也「グループ結成してからやってきたことは変わっていなくて、ライブとか目の前にあるお仕事を全力でやってきた結果、徐々にいろいろなことにつながって仕事をやらせていただいている。そこは変わらへんところなので、これからも続けていく。目の前のことを全力でやっていると、何か良い結果につながっていくのかな。もちろんデビューというのは1つの目標ではありますし、僕らも諦めているわけではない。だから向き合っていきますが、そこだけにこだわらず全力でやっていく。全部に全力になるのは簡単なことではないので徹底していやっていく」
――佐野さんはジャニーズ初の自分たちの作詞作曲でデビューしたいと2019年の初のグループ単独の舞台で話していた。来年5周年でそのあたりの思いは?
佐野晶哉「やはりグループの曲を書かせてもらっている時はめちゃくちゃ苦戦しますが、あんなに幸せな時間はない。自分が作った曲に6人の声が乗るのが毎回楽しみ。4年前に作らせてもらった『ボクブルース』という曲を、今回の全国ツアーで最後の曲に歌わせてもらっていますし、4年前と同じメンバーやけど前にある景色はどんどんでっかくなっていて、みんな歌い方も変わっている。届け方も、思いが乗っているので違う声、違う動きでお客さんに伝えようとしている。ありがたいことをさせていただいている。もちろん(デビュー曲を)書かせていただけるなら、そんなうれしいことはない。6人の声や魅力を一番知っているのは僕だと思うので、メンバーが書いた曲でデビューできたら良いな」
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