【インタビュー】Aぇ!group佐野晶哉「アイドルは一生飽きない」声優&朝ドラでさらに輝く

Aぇ!groupの佐野晶哉が声優を務めたアニメ映画「トリツカレ男」が7日、公開された。インタビューに応じ「全てがつながる仕事はアイドルしかない。一生飽きないと思います」とアイドル業にトリツカレている充実ぶりを明かした。

<佐野晶哉 インタビュー>インタビューで笑顔の佐野晶哉(撮影・松永 柊斗)

いしいしんじ氏の小説が原作のミュージカルアニメ。3月公開の中国アニメ映画「ヨウゼン」で初挑戦し、声優への思いが強まる中でオファーを受けた。幼少期に劇団四季「ライオンキング」でヤングシンバを演じ、高校では声楽を勉強。2度の経験を踏まえ「間が決まっているのが難しさで、楽しさでもある。声だけ(の演技)だからこその繊細さがある」と魅力を語った。

演じたのは、なにかに熱中すると他のことが目に入らなくなる「トリツカレ男」ジュゼッペ。三段跳びや歌などこれまで夢中になってきたさまざまなことを生かして、一目ぼれした女の子の心配事を解決しようと奮闘する。

自身もこれまでカメラやギターなどにハマり「熱しやすく冷めやすい」と分析する。その中でアイドル業への情熱は燃えたぎるばかり。「グループやこの仕事に魅力を感じているのが一番大きいですけど、何にハマっても仕事につながる。そのときのありのままでいられます」と語った。

音大卒の才能を生かして作曲もする多才ぶり。笑いへの嗅覚も鋭くバラエティー番組にも出演し、役者としてもフジテレビドラマ「Dr.アシュラ」などでの好演と活躍は多岐にわたる。「好きなことばかりやらせてもらっている楽しい毎日」と充実の表情を浮かべた。

グループでは関東で初の冠番組「Aぇ!groupのQ&Aぇ!」が先月スタート。「少しずつ(グループを)見せられる場所が増えてうれしい。全員そろう時が一番楽しいし、強い。全力でバラエティーしてます」と生き生きと話す。

来年のNHK連続テレビ小説「風、薫る」にも出演する。クランクインを前に「こんな前から準備できている作品は初めて。撮影早く来い!という感じです」と気合十分だ。

夢は膨らむばかり。「個人ではまた声優もやりたいし、朝ドラが何かのきっかけになるように作品に真摯(しんし)に向き合いたい。グループでは番組を盛り上げて、全国ゴールデンに。世の中にもっとAぇ!groupを広めたい」と澄んだ瞳で未来を見据えた。(糸賀日 向子)

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