KEY TO LIT井上瑞稀 令和の問題児キャスティング?主演舞台「W3 ワンダースリー」での静かで熱い演技力に期待
ジュニア5人組「KEY TO LIT(キテレツ)」の井上瑞稀が6日、東京都新宿区のTHEATER MILANO―Zaで主演舞台「W3 ワンダースリー」(きょう7日初日)の取材会に出席した。

会見中笑顔を見せる「KEY TO LIT」井上瑞稀
手塚治虫さんが約60年前に連載していた同名のSF活劇漫画が原作。KEY TO LITの一員となり初の舞台となる。座長の井上には一点気がかりな点があるという。「主人公が原作とは違うベクトルの問題児で、うちにこもるようなキャラクターに変わっている。こういう主人公を描くという時に割と早い段階で事務所の福田淳社長が“こういう問題児にするなら井上瑞稀が良いんじゃないか”と提案したそうです。令和の問題児キャスティング。それはどうなんだろう?喜んでいいのかな?」と演出のウォーリー木下氏に質問をぶつけた。
木下氏は前回舞台を一緒に作った時に稽古中に井上が一言も発言しなかったことを暴露。「何を考えているのか逆に興味が出た。劇場に入ったら焦ったのか、急に声を出すようになった。普段はしゃべらないけど、いろいろなことを考えている。考えていることを劇場まで待って爆発させているんだなと思った。それこそ今回の役を再考する上でモチーフになっているくらい」と語り、報道陣の笑いを誘った。

役衣装で登場した出演者たち(前列左から)平間壮一、「KEY TO LIT」井上瑞稀、成河、演出のウォーリー木下氏(後列同)中村まこと、相葉裕樹、松田るか、永田崇人、彩吹真央
静かな座長の働きぶりに共演する平間壮一も「黙っている姿がドシッと構えているように見える。いろいろなことを考えている」と太鼓判。相葉裕樹も「これ以上ない」とうなずいた。
舞台は29日まで。7月4~6日まで兵庫県芸術文化センター阪急中ホールでも公演を行う。
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