SixTONES 松村北斗「怖かったハードルは飛び越えさせてくれました」 胸なで下ろした原作者・新海誠監督の一言とは?
SixTONESの松村北斗が27日、都内で主演映画「秒速5センチメートル」(監督奥山由之、10月10日公開)の完成報告会に出席した。

フォトセッションに臨む(左から)宮﨑あおい、森七菜、上田悠斗、松村北斗、高畑充希、白山乃愛、吉岡秀隆、奥山由之監督(撮影・大城 有生希)
今作は2007年公開の新海誠監督の同名アニメ映画が原作。「見たかった(主人公の)貴樹はどうだったんだろうと不安だったんですけど、新海さんが“貴樹がほっくん(松村)で本当に良かった”と言ってくれた。一つ怖かったハードルは飛び越えさせてくれました」と新海監督の言葉に胸をなで下ろした。
自身も原作のファン。企画書で主演を務める事を知り、当時の感情を「恐ろしいなという感情がいの一番にわき上がってきました。18年前に生まれて今日まで愛されてきた、新海さんがつくった『秒速5センチメートル』を実写化するということを、これが生身の人間になるんだというワクワクした気持ちと得体の知れない恐怖が出てきた。そしてもう一枚企画書をめくると、あの憧れていた貴樹を僕なんかがやるんだという恐怖が同時に襲ってきました」と明かした。

あいさつする松村北斗(撮影・大城 有生希)
その後、奥山監督と話し合いの時間を持ったという。「お話しする時間をいただいたときにこれ以上無い信頼感というか、ものすごく熱量のある会話をできて、この方と恐ろしいチャレンジに参加させて欲しいと思った」と絶大な信頼を寄せた。「そこから信頼が減る瞬間が一度も無かった。あの話し合いが意味のあるものだったんだろうなと、今また思います」とかみしめた。
すでに初号試写を観賞したという。「全員が主人公と言ってもおかしくないくらい全員が特別なキャラクターな分、よくいろんな方が自分が出ている作品を冷静に見られないと言うけど、そうじゃないところがいっぱいあった。普通に映画を見たような感覚がわいたんですけども、凄い良い映画だと思った」と手応え。新海監督も同じ試写を見ており「特に(幼少期を演じた上田)愁斗と(白山)乃愛ちゃんのパートで自分が失われた10代というかその頃の感覚や懐かしさがものすごくフラッシュバックした。僕自身も新海さんも何か涙が出てきてしまったという時間があった。奥山さんや新海さんと話す時間があって凄く素敵な初号を迎えました」と話した。
これまで新海監督は「君の名は。」など大ヒット作品を生み出しているが、新海作品が実写化されるのは初めて。大切な人との巡り合わせを描く。
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