Snow Man岩本照、秩父で誓った「9つの雪だるま」 西武CM出演で思い出した神社訪問

Snow Manの岩本照が、西武鉄道の新しいウェブCMに登場し「じぶんを主語に。秩父」キャンペーンをPRする。埼玉県出身でプライベートでも秩父をよく訪れるという岩本が、CMで地元愛を語るのは当然の流れだろう。

岩本照の絵馬

2019年春、取材で岩本と一緒に関東有数のパワースポットである埼玉県秩父市の三峯(みつみね)神社を訪れた。標高約1100メートルの山中に位置するこの場所は、車で片道3時間以上かかるにもかかわらず、岩本は「来たかいがありました」と満足げだった。

樹齢800年のご神木からパワーをもらったと語り、高校時代に日光東照宮に行ったことで神社の魅力に目覚めて以来、仕事で地方に行った際も神社を探してお参りするほどの神社好きだった。この三峯神社への訪問も、前年18年の「SASUKE」でお守りがメンタルをサポートしてくれたおかげで初めて「そり立つ壁」を登れたことへの、お礼参りの意味があった。

この三峯神社で、岩本は絵馬を奉納した。9人組になったばかりのグループの未来を託す、特別な絵馬だった。絵馬には「Snow Manがさらなる飛躍の年になる」と記し「飛躍の年にする」ではなく「なる」と断言していた。その理由を「言霊を気にするので『なりますように』とかでは弱い」と熱く語っていた姿は、揺るぎない覚悟を感じさせた。実際、おみくじも「大吉」だったと笑っていた。

絵馬に、当時の新体制である9人分の9個の雪だるまのイラストを丁寧に描いていたことも記憶に残っている。それは、岩本の究極の目標を象徴するものだった。「究極の目標は『スノーマン』というフレーズを聞いた時に、世界中の誰もが『雪だるま』ではなく、俺らのことを思い浮かべるようになること。それくらいの存在に令和はなりたい、というか、なる!」と力強く誓っていた。

グループの決断について賛否両論あるだろうと認めつつも、新メンバー3人が加わったことで「見せ方の幅が広がったし、できることも増えた」と前向きに捉えていた。深澤辰哉とは「照は先陣切って。俺が一番後ろから支えるから」という役割分担を決め「俺はこいつらと一緒にいるという気持ちは絶対に変わらない」と、強い絆で結ばれたグループへの熱い思いを明かしてくれた。

あの時、秩父の神秘的な自然の中で語られた熱い誓いと目標は、グループの活躍を通じて形になりつつある。今回の西武鉄道のCM出演は、岩本が愛する秩父の魅力を広めると同時に、自身の「飛躍の年になる」という言葉が現実となった証に他ならないだろう。(トピクル取材班)

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