すとぷりリーダーななもり。ビジネスメディア「NewsPicks」で海外拠点を初公開

エンターテインメントユニット「すとぷり」のリーダーのななもり。で、所属事務所STPRの社長を務める柏原真人が15日、オンラインビジネスメディア「NewsPicks」に初出演して、3月31日に設立を公表したシンガポール法人「STPR international Pte. Ltd.」を初公開。「絶対天下を取る ライブ動員年間70万人! VTuber企業経営者ななもり。」と題して、シンガポールのオフィスにエンタメ社会学者の中山淳雄氏を招いて、インタビューに応じた。

NewsPicksのインタビューでシンガポール法人を初公開したすとぷりのリーダーななもり。(by 提供写真)

すとぷりについて「VTuberみたいな側面もありながら、アーティストやアイドルのようなライブ活動もしていて、エンタメに関すること360度何でもやっているマルチエンタメユニットです」と紹介。そこから、アジアの配信視聴者が増えてきたことから、海外進出を決めたと説明し、シンガポールで法人を設立したことを明かした。

STPRについては、事業内容や会社規模、社員構成、所属アーティスト(クリエイター)のことなども語り、2019年に西武ドーム初コンサートを開催したときには、会社には社員が自分一人しかいない状況で勝負していたことなども振り返った。

ほかにも、子供のころからの半生から、SNSの使い方、そこでの辛さ、配信者であるななもり。と、経営者の柏原での切り替えなど、個人の思いも詳しく語っている。

一番熱を持って話したのは、今後の海外展開について。「日本のIP(知的財産)が、K-POPや韓国の映像などに負けていると言われますが、僕はむしろ勝っていると思っていて、日本のIPが持つキャラクターの物語がちゃんと伝わっていないと思っています。それを伝える役割を自分が担えたら。まずは自分の作っているものから、きちんと伝えていきたい」

「YouTuberやVTuberが単なる配信者で終わらない、物語が続いていくようなIPにまで引き上げるようなチャレンジをしていきたい。いろんな企業と協力し合って、エンタメに関わるもの全ての領域でナンバーワンになりたい。天下を統一したいです」

今年は、日本生まれのスーパーマリオブラザーズが、ハリウッド映画で世界的に大ヒットしているが、そんな日本のIPの世界進出の旗手になる志、日本のエンタメ界を変える志を熱く語っていた。

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