すとぷりリーダーななもり。「新R25」で大規模プロジェクトを予告

エンターテインメントユニット「すとぷり」のリーダーのななもり。こと柏原真人が初出演した、ビジネスメディア「新R25」の配信番組「キギョ凸」のインタビュー後編が16日、公式YouYubeチャンネルで公開された。

「R25」のインタビューで事業の新展開を予告したすとぷりのリーダーななもり。(by提供写真)

すとぷり結成前の下積み時代のキャリアを語った前編の続きで、ユニット結成後の経緯や経営者としての考えなどを語った。

2016年6月に、自分と同じ配信者たちに声をかけてすとぷりを結成。「高校時代は友達とカラオケに行っても絶対に歌わないような子だったんですが、音楽活動がファンに凄く喜ばれると気づいて、『歌ってみた』動画を投稿したり、コンサートをやるようになりました」。当時は、Fischre’sや東海オンエアといったグループ系YouTuberの人気が出始めたころ。「キャラクターとして歌い手さんとかイラストに近い文化でグループをやろう」と思い立ったと明かした。

年々ファンを増やしていき、デビュー時のライブ動員は200人だったが、2年後の18年に1万5000人規模へ、3年後の19年には5万人収容の西武ドームで単独ライブを開催するまでに成長していった。

4月にシンガポールに海外法人を設立したことについては「全世界に向けた丁寧に届けていけるよう体制を整えていくための第一歩」と説明して「今の動画や音楽活動から、もっと1歩2歩踏み込んだ大きい展開を予定しています」と、さらなる事業拡大も予告した。

プレーイングマネジャーとして敏腕なイメージだが、自分自身については「経営者とはあまり思っていなくて、周囲のみんながやりたいことを実現する、幸せにし続けたいというプロデューサーが一番しっくりきます」と言い、「会社がIPOとか上場とかをしたら、決めた売り上げに対して向かっていくことになり、ファンや所属アーティストたちに喜んでもらうのとは遠いところにいってしまう」と、引き続き現場を最優先した活動を続けていくことを語った。

ななもり。としてのクリエイターの活動とSTPRの社長として行う活動は、はっきりと切り分けて、今後もエンタメ界に新しい風を吹かし続けていく。

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