【Number_i公演②】ソロステージで個性爆発!岸は「攻撃的ラップ」、神宮寺は「静と動」、平野は「歌声で魅了」

Number_iの全国ツアーが25日、さいたまスーパーアリーナで最終日を迎えた。全国8都市25公演を行い、約30万人を動員。レーザー光線などを使ったド派手なステージで、TikTokで振り付け動画が話題になっている「LAVALAVA」など25曲を披露した。

全国ツアー最終公演を行うNumber_i平野紫耀ⒸTOBE Co., Ltd.

ライブ前半のハイライトの一つとなったのは、神宮寺のソロ楽曲「LOOP」だ。ダンサーのソロパートで一気にステージが引き締められると、静と動を自在に行き来する神宮寺の表現力が際立ち、会場の空気を一瞬で掌握した。その流れを受けたグループ曲「SQUARE_ONE」では、結束力がより強く印象づけられた。

全国ツアー最終公演を行うNumber_i神宮寺勇太ⒸTOBE Co., Ltd.

楽曲ごとに切り替わる世界観の明確さは、Number_iの大きな武器である。多幸感あふれる曲「Hard Life」で観客との距離を縮めた後、映像を挟みストーリーは急展開。メンバーの顔のパーツをアップで映すパンチの効いたヴィジュアルとともに「2OMBIE」を披露。続く日本情緒漂う「BON」では、低音の効いたビートと整然とした鋭いダンスが際立ち、会場の熱気は再び最高潮に達した。

幻想的なピアノソロにクールダウンされながら、岸のソロ楽曲「KC Vibes」へ。伸びやかな歌声と攻撃的なラップとが交錯するステージは、圧巻のパフォーマンスとなった。ペンライトの紫色が会場全体を包み込み、演出に一役買った。

そして、平野によるソロ楽曲「ピンクストロベリーチョコレートフライデー」では、実直さと甘さを併せ持ったステージングで観客をひきつける。ストレートに伸びる平野の歌声は、低音ラップを繰り広げる時とはまた違った魅力を放った。

全国ツアー最終公演を行うNumber_i岸優太ⒸTOBE Co., Ltd.

再びのピアノソロから「i」へ。オーケストラによる壮大な間奏を経て披露された重厚な「GOD_i」、そしてデビュー曲「GOAT」は、ツアーのクライマックスにふさわしいスケール感。さらにNumber_iの拡張性を強く感じさせる「未確認領域」では、常に変化と挑戦を続けるグループの現在地が明確に示された。

全国ツアー最終公演を行うNumber_iⒸTOBE Co., Ltd.

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