WEST. 「KOYABU SONIC 2024」でファン8000人酔わせた 主宰・小籔千豊も絶賛「さすがです」

WEST.が14日、大阪・舞洲のインテック大阪で開幕した「KOYABU SONIC 2024」(14~16日)に登場した。重岡大毅は「初っぱなからぶっ飛ばしていくからな」と8000人のファンに訴え、会場は冒頭から大盛り上がりした。

「KOYABU SONIC 2024」に出演した(左から)小籔千豊、「WEST.」の中間淳太、神山智洋、藤井流星、重岡大毅、小瀧望、濱田崇裕、桐山照史

お笑い芸人の小籔千豊が主宰する音楽と笑いが融合したフェス。コロナ禍で3年間、開催を中止していたが昨年復活し、今年で12回目の開催となった。小籔はWEST.の7人に「同じ関西人とは思えない」と絶賛し「口直ししてください」とファンへ絶叫。デビュー曲の「ええじゃないか」や新曲「まあいっか!」のほか人気曲「知らんけど」など8曲を熱唱した。

小籔がテレビで「出てくれないかな」とアピールして出演が実現した。重岡は曲と曲の間のMCで昨年の事務所の騒動について触れた。「名前が変わって、いろんなことがあったのよ」と回想。ちょうどそのころ「小籔さんがテレビで〝彼らはメチャクチャ頑張ってるよ。応援したいですねって〟と言ってくれたのを覚えてる。テレビの前でうれしかった。新生WEST.やってきました」と感謝の気持ちを口にした。

「KOYABU SONIC 2024」に熱唱するWEST.

「楽しかった。コヤソニ」と重岡。中間淳太は「(出演は)初めて。うれしかった。生まれ育った大阪で、お笑いと音楽が融合したフェスがあって。芸人さんからパワーをもらいました。来年もよろしくお願いします」と笑みを浮かべた。

吉本新喜劇のスターだった島木譲二さん(16年死去)のTシャツを着た桐山照史は「Tシャツ、買ってきました。島木さんは高校の先輩。勇気をもらってました」と満足げ。舞台上では神山智洋が島木さんのギャグ〝パチパチパンチ〟を実演。早技で胸を叩いてみせ「お客さんとして見たいです」と笑い、「来年は他のアーティストさんとコラボしたい」と語った。

「KOYABU SONIC 2024」に熱唱するWEST.

いつものライブとはちょっぴり違う選曲、構成に藤井流星は「普段とは違う雰囲気の曲。変化球で。コヤソニならではで、違う空気感で楽しめた」とアピール。濵田崇裕は桑原和夫さん(23年死去)のTシャツを着て「始まる前に紅しょうがさんがびっくりするぐらい腰が低くて…。楽しかったです」とニンマリ。小瀧望は「舞台裏で芸人さんがいるのが新鮮で楽しかった」と締めくくった。

小籔も「10年の節目に出ていただいて感謝してます」と満足げ。「若いかわいい女の子が見に行くというイメージとは違うんやなと。(ファンを)乗せるのが上手で、エンタメの中でしのぎを削ってきた足腰の強さを1曲目で感じました。さすがです」と絶賛した。

 

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  • 「KOYABU SONIC 2024」に熱唱するWEST.
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