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2024年08月13日 12時00分
蒸したさつまいもを乾燥させた加工食品「ほしいも」は、砂糖などの添加物を一切使用していないので、自然の甘みが特徴となっており、国内の生産量の約9割を茨城県が占めている。ひたちなか市近郊は火山灰由来の水はけの良い土壌やミネラルを含んだ潮風、冬季の長い晴天など環境に恵まれていることから、ほしいもの生産が盛んとなっている。カリウムに加え、ビタミンB1や食物繊維などが多く含まれているので、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるといわれている。そのため、ダイエットやトレーニングの際に摂取する食品としても注目を集めている。 数多くの商品が市場に出回っている中、「照沼」(東海村)では茨城県産「紅はるか」を原料としたほしいもを販売している。同社は有機栽培で育てており、優しい食感と黄金色のような見た目の美しさが特徴。 「伊勢増」(ひたちなか市)は、食の安心・安全を求めて、自社農園で育苗から原料いもの栽培に取り組んでいる。さらに、衛生的な工場で加工を行っている。「紅はるか」のほしいもに加え、収穫量の少ない「泉」を原料とした商品も扱っている。 近年、ほしいもの品種が多様化してきている。幸田商店(ひたちなか市)では、すっきりとした甘さが特徴で根強い人気のある「玉豊」に加え、「紅はるか」「泉」「ほしこがね」「シルクスイート」「ほしキラリ」など数多くの品種を原料とした商品をラインアップしている。
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