A.B.CーZ橋本良亮 主演音楽劇「ブンとフン」の初日に喜びひとしお 新型コロナ感染による中止から2年
A.B.CーZの橋本良亮が主演の音楽劇「ブンとフン」が15日、東京・よみうり大手町ホールで初日を迎えた。
故井上ひさし氏の名作が原作。21年に橋本の新型コロナ感染で中止となった作品で「この日が来るなんて本当にうれしい。2年前、僕がコロナになってしまい上演できなかった。2年の時を超えてようやく初日を迎えられたことを本当に心の底からうれしく思います。やっときたという感じ」と喜んだ。
この日は初日前に通し稽古を実施。「手応えはありますよ。自信はもちろんありますし、この2年間、自分の中で温めてきたので前回の稽古場よりレベルアップした感じ。誰ひとり欠けることなく同じメンバーでやれたのがうれしい」と感慨深げ。出演者同士で連絡は取っていなかったというが「稽古始まったのが1週間ちょい前だったんですけど、久しぶり感がなかった。それが不思議でやっぱり良いチームワークだなと思った」と話した。
劇中で共演の浅川梨奈と歌いながら見つめ合うシーンがあり「ずっと見つめ合っているので外したくても外せないし、外したら負けだと思う。そういう風に考えないと紛れないかなと思って」と語りつつ「やっぱり照れますね」と心境を明かした。過去には、黒柳徹子も演じた作品。それだけに「欲を言えば黒柳徹子さんにも来ていただきたい」とラブコールを送った。
A.B.CーZとしても活躍。メンバーについて聞かれると「(初日を)報告してないです。戸塚(祥太)くんと五関(晃一)さんは大阪で舞台をやられているので…」と説明。すると浅川が「休演日は大阪行くんですよね」と満面の笑み。これには「行かないです。やめてくれよ!」とタジタジになっていた。
メンバーの塚田僚一は体調不良のため活動休止中。「休業中の塚ちゃんも応援してくれていると思うので、エビのためにも最後まで頑張っていきたい」と意気込み。「来ていただけるなら、来ていただきたい。それ見て元気もらって回復していただけたらと思います」と思いやった。
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