谷原章介、2100食の赤飯廃棄に「疑問」 いわき市の給食問題にカズレーザー、鎧塚氏ら著名人が続々と私見
福島県いわき市教育委員会が、東日本大震災の発生日と重なったことを理由に卒業祝いの給食用の赤飯約2100食を廃棄した問題が、波紋を広げている。これに対し、俳優の谷原章介をはじめとする著名人たちが、それぞれの立場から続々と声を上げている。

谷原章介
20日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」に出演した谷原は、この問題に切り込んだ。いわき市教委は、保護者からの「11日当日に赤飯が出るのはどうなのか」という1件の電話を受け、直前で提供を取りやめて非常食の缶詰パンなどに差し替えていた。
谷原は、震災という大きな災害の節目に祝い事はふさわしくないという意見に理解を示しつつも「だからといって2100食分、数十万円分廃棄していいのかというのは大きな疑問ですよね」と、大量廃棄という判断に疑問を呈した。さらに「これ別に震災に対して赤飯を用意したわけではないですよね。卒業のお祝いですよね」と本来の目的を混同すべきではないと指摘した。

カズレーザー
同番組でスペシャルキャスターを務めるカズレーザーは、行政側の苦悩を分析した。少数の意見であっても無視すれば大ごとになりがちな現状を指摘し「教育委員会や教育長というのは立場があるし、顔が割れているから個々人に対する攻撃リスクもある」と説明。本来は何もしないのがベターだとしつつも「せざるを得なくなっちゃってないかと思いました」と、現場が追い込まれている状況に推察を寄せた。
また、パティシエの鎧塚俊彦氏も自身のインスタグラムでこの件に言及。配慮が足りなかったことを認めつつも「同時に大量の食事を廃棄することは望ましくなく、食品ロスや教育的観点からも提供を続ける判断の妥当性を丁寧に説明する、という道もあり得たのではないか」と持論を展開した。

鎧塚俊彦氏
鎧塚氏は、些細な判断の違いが瞬時に大きな社会問題へと発展してしまう現在の「緊張感の高さ」に懸念を示し「多様な考え方を許容し、対話によって理解を深めていける社会であってほしい」とハッシュタグ「#食材ロス」「#教育関係者への重圧」などを添えて切実な思いを綴っている。
今回の著名人たちの発言は、今後の公共の場における判断やフードロスの在り方に一石を投じる形となった。
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