白洲迅、2度目のパパ役で“昭和の父”超え挑む! 2児の父が語る「弱音を吐かない」実父への感謝と覚悟
俳優の白洲迅が役柄を広げている。24日開始のテレビ朝日主演ドラマ「余命3ヶ月のサレ夫」(金曜後11・15)で2度目の父親役に起用された。私生活で2児を持ち、年齢も重ねたことでパパ役の機会が増え始めている。一家の大黒柱役に扮する中で57歳の実父への思いが去来している。

「礼儀に厳しく育てられましたが、大人になって大切さを実感します」。取材部屋に入ると、笑顔で「よろしくお願いします」とあいさつする姿にその教えが体現されていた。
実父を「昭和の男」と表現。口数は少ないが、家族を養う覚悟が背中から伝わってきたという。特に凄みを感じたのは「弱音を吐いてるところを見たことがない」という生きざま。現在は運送業を営んでいるが、実は白洲が小中学生の頃に別事業で起業を試みて失敗した時期もあった。まさに一家の危機だったが、一切悟らせなかったという。

ポーズを決める白洲迅(撮影・大城 有生希)
一方、自身は弱音を吐くタイプ。「共有して助けてもらおう精神」と自己分析した。「余命3ヶ月の…」で演じる主人公も周囲に支えてもらう役どころ。病で余命宣告される上に妻の不倫を知ってどん底に落ちるところから、後輩などの仲間を得て立ち上がる。「父は人への相談が得意じゃないタイプでした。どちらが正解とかではなく、周囲に鼓舞してもらう形もあることも提示できたら」。父に作品を通してメッセージを届けていく。
幼少期から褒められることもめったにないだけに「認めてほしい」と強く思う。それが芝居に打ち込む原動力にもなっている。父は無類のドラマ好きだが、感想をもらう機会は少ない。「連絡してくる時はおそらく特別面白いと思ってもらえている。今回はなんとしても連絡ほしいですね」と言葉に力を込めた。
父について話す中で「特別な存在」と再認識。子育てをしながら働く大変さを体感しているからこそ「“いつもありがとう”ぐらい言っときましょう」と照れながらに感謝した。役柄を通して父の存在を改めて感じることで、俳優としての凄みが一段と増していきそうだ。(山内 健司)

「余命3ヶ月のサレ夫」で父役を演じる白洲迅
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