フジ社長、佐藤二朗巡るトラブルに言及「再発防止に努める」ドラマ撮影時に橋本愛との間でハラスメント問題

フジテレビは25日、東京・台場の同局で社長会見を行い、今年4月期に放送されたドラマ「夫婦別姓刑事」の撮影中、ダブル主演した佐藤二朗と橋本愛との間でトラブルが発生した問題について言及した。

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同局の清水賢治社長は「フジテレビとしても、出演者そして制作関係者へ万全の配慮をして撮影を行わないと行けない中で、当事者の間でこのようなことが発生し、非常に残念です」と一連の騒動に言及。その上で「今後このようなことがないように再発防止に務めたい」と強調した。

今年7月に「週刊文春」が佐藤から橋本へのハラスメント疑惑を報道。佐藤側は橋本が過去のハラスメント被害によるトラウマから身体接触に制限があったことを事前に知らされておらず、その後「(この状況が続くなら)俳優を続けるべきではないのではないか」との趣旨の発言をしたと説明した。

フジ側は、報道やSNSで憶測や事実誤認に基づく情報が広がっていることを懸念し、外部弁護士による調査結果を踏まえて経緯を公表。発表によると、橋本は出演時に「キスシーンやベッドシーンがある場合は事前に相談し、インティマシーコーディネーターなどを関与させること」を条件として提示。制作側は佐藤の所属事務所には配慮事項を伝えたものの「演技に影響する」との意向を受け、本人には共有していなかったという。

その後、台本にない形で橋本の顔に触れる場面があったが、橋本側はこの接触をセクシャルハラスメントとは受け止めていなかった。フジの文書では「アドリブでの身体接触がある演技や他者との距離感が近いと感じた場面もあったため、女性俳優の所属実務所社長から、当社プロデューサーに対して、演技上の配慮に関する実項を男性俳優側に伝えているか」との確認があり、その後は佐藤本人に配慮事項を伝えた上で撮影を継続したと説明した。

その後、事前承諾が必要な身体接触の範囲などについて佐藤側が話し合いを希望。佐藤が橋本の楽屋を訪れ、「演技に制約があるなら事前に言うべきだった」「俳優を続けるべきではない」などと発言。「女性俳優は男性俳優の発言を受けて涙が止まらずに撮影に支障をきたす状況に陥るほど強いショックを受けた」とし、外部弁護士は、この言動を「受忍限度を超える精神的負荷を与えるもので、ハラスメントと評価される」と結論づけた。

フジはその後、両者の接触方法を制限するなど環境調整を行い、撮影を継続。佐藤側は橋本側に謝罪したいとの意向を示し、フジは撮影終了後も双方の協議を仲介したが、合意には至らないまま報道がなされたという。

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