「北の国から」ファミリー、倉本聰さん追悼続々 吉岡秀隆、さだまさし、裕木奈江ら

脚本家の倉本聰さんが18日、多臓器不全のため死去した。91歳だった。大ヒットドラマ「北の国から」の関係者から、追悼の声が続々と上がっている。

フジ「北の国から’95秘密」 完成記者懇談会に顔をそろえた出演者ら。(左から)中嶋朋子、田中邦衛、倉本聰氏、吉岡秀隆、宮沢りえ(1995年撮影)

倉本さんは1977年に北海道・富良野市へ移住。創作活動の拠点とし、1981年に始まったフジテレビドラマ「北の国から」では、富良野の雄大な自然を舞台に、黒板五郎(田中邦衛さん)と純(吉岡秀隆)、蛍(中嶋朋子)ら家族の物語を描いた。

シリーズで黒板純役を務めた吉岡は、公式サイトを通じ「倉本聰先生ご逝去に際して」と題したメッセージを公開。「倉本先生と出会えたこと、神様に感謝します」と故人をしのんだ。

「北の国から」の主題歌を歌った歌手のさだまさしも、倉本さんとの2ショットを添えて追悼。「一途で不器用で芸に厳しい倉本先生。歴史に残る名作『北の国から』の音楽を、若造の僕を信用して、ぽいっと全部任せて下さった侠気の人。大恩人でした」と感謝をつづった。

1992年放送のフジテレビスペシャルドラマ「北の国から’92巣立ち」に出演した裕木奈江も「ありがとうございました」と感謝。

さらに、同シリーズを放送したフジテレビも「倉本聰さんのご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します」とコメント。「倉本さんには、『北の国から』をはじめとする数々の作品を通じて長年にわたりお世話になり、当社のドラマ制作の発展に多大なご貢献をいただきました」と功績をたたえた。「人間や社会を深く見つめる確かな視点と豊かな表現力によって生み出された作品は、多くの視聴者の皆さまの心に深く刻まれています」とし、「長年にわたるご功績に深く敬意を表するとともに、ご家族ならびに関係者の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

フジテレビは「北の国から」のほか、「ライスカレー」「優しい時間」「風のガーデン」など、倉本さんが手がけた作品を放送してきた。

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