INI 沖縄でファンコンツアー全公演完走!地元凱旋の松田「特別な気持ちで幸せに」
INIが22日、沖縄・ミュージックタウン音市場で「2024 INI FAN―CON TOUR [FLIP THE CIRCLE;After Party]」の最終公演を行った。9月から始まり11都市を巡ったファンコンツアーの“After Party”として、ツアー本編の20公演に加え鹿児島、沖縄で全3公演を行い、全公演を完走した。
大歓声の中メンバーがステージに登場し、最新シングルのタイトル曲「WMDA(Where My Drums At)」でAfter Partyがスタート。田島将吾が「沖縄盛り上がっていこうぜ!」とあおり、「MORE」「LOUD」と激しいダンスナンバーで序盤から迫力あるパフォーマンスを披露すると、MINI(ファンの呼称)も大きなかけ声で応えた。会場のボルテージは一気に上昇。高塚大夢が「今日がラストですからね!思いっきり声出す準備できてますか!」とさらに盛り上げた。
「Brighter(Orchestra Ver.)」では、INIのメンバーがオーディションで選ばれた瞬間からこれまでに至る軌跡をなぞったアニメーションがスクリーンに映し出された。11人がINIとして歩み出し、さまざまな経験を重ねてきた。初めて単独でドームに立った、思い出深い京セラドーム公演。自身初のミリオンセールス達成など、大きな目標に向かって進んできたシーンが描かれた。その活躍のそばにはいつもMINIの存在があり、メンバーはファンへの思いも込めながら歌い上げた。
最新シングルから「ONE NIGHT」を披露すると、肩をしなやかに回す振り付けや、床を使った色気のあるダンスで観客を魅了した。松田迅は「ニューシングル『THE VIEW』から、今回のAfter Partyのためにこの曲を用意しました!たくさん7TH SINGLEも盛り上げてくださってありがとうございました!」と感謝を伝えた。
ラストは激しいダンスにラップ、力強い低音パート、のびやかなボーカルとINIらしさが詰まった「BOMBARDA」でステージを締めくくった。興奮冷めやらぬ中、会場には「INI!ハーイヤー!」「INI!イーヤーサーサー!」と沖縄らしいコールが響き渡る。メンバーが再び登場すると「Yummy!!」「T―Shirt」を披露。佐野雄大は「今日でツアーが終わってしまうんですけど、今回のツアーはいろんな場所に行って、いろんなライブの形があって本当に色とりどりのライブができたのではないかなと感じています。地方のたくさんのMINIに会えたことが、僕にとって今回の一番の宝物になったと思っています!」と笑顔を見せた。
リーダーの木村柾哉は「皆さんのおかげで無事にAfter Partyまで走り抜けることができたよ、ありがとう!今回ツアーをまわりながらMINIに会えることってこんなに幸せなんだと改めて感じて、いろいろと考えさせられる公演だったなと思っています。今回は洸人(西)とか迅(松田)も地元に帰ってこれたんですが、次は(許豊凡の出身地である)中国も行きたいです!この[FLIP THE CIRCLE]という公演の名にふさわしいライブができた気がしていて、皆さんの愛もたくさん感じたし、僕も愛を届けたので今後もついて来てください!」と今後の抱負を語った。
沖縄出身の松田は「ただいま!なかなかただいまって言える機会がなかったので、特別な気持ちで幸せになりました」と、言葉を詰まらせながら感謝。その後も会場からアンコールの声が鳴りやまず、急きょダブルアンコールへ。木村初主演映画の主題歌「Break of Dawn」を歌い上げ、名残惜しそうに手を振りながらステージを後にした。
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