記事
2025年04月10日 08時00分

カラフルダイヤモンド内海太一<一問一答①>舞台と普段のアイドル活動「別の楽しみがあって、両方やってる今が凄く幸せ」

ポーズをとるカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

カラフルダイヤモンドの内海太一が11日から東京・天王洲銀河劇場で開幕する舞台「『鬼滅の刃』其ノ伍襲撃刀鍛冶の里」に不死川玄弥役で出演する。東京公演は20日までで、兵庫公演(AiiA 2.5 Theater Kobe)は25日から27日まで。グループ活動の傍ら、ソロとしても活躍する内海をTOPICOOLが直撃取材!その①は舞台への思いや見どころに迫ります。

インタビューに臨んだカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

ポーズをとるカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

――演じる不死川玄弥の役柄は?

「『鬼滅の刃』は〝呼吸〟を駆使して身体能力を上げて鬼と戦っていくのですが、鬼殺隊(鬼と戦う部隊)の中で唯一、呼吸が使えないんです。実力不足を感じながらも目標に向かって真っすぐなところがある。でも、ちょっと焦りが見えたりするところもあって、そういう部分に関しては人間味も凄くあって、演じてて凄く面白いです」

――自分に通ずる部分はありますか?

「最初は荒い面もあるんですが、仲間と出会うことで仲間思いになっていったりしてて、目指すところは〝鬼を滅ぼす〟という1点に尽きるんです。この目標は絶対にブレない人物なので、その点に関してはやってて凄く勇気をもらえます。そして、芸能界に通ずるのかなとも感じます。自分的にもお芝居をもっとやっていきたいという思いに向けて凄い走っているので、そういうところを重ね合わせながら演じられたらと思います」

――役作りで意識したことや取り組んだことは?

「僕、元々言葉遣いが荒くなってしまうことがあるんですよ(笑い)。玄弥も言葉遣いが良くはないので…人前でこれを披露する時が来たか!って感じです(笑い)」

――違和感なく役に入れた感じですね(笑い)。

「あと、ガタイが良いキャラクターなので筋トレも意識しました」

――普段からしていましたか?

「しようと思っていても、なかなか続けられなかったんですよ。でも、舞台に向けて頑張ろうと思って、今年に入ってから毎日のようにジムに通いました」

――成果はありましたか?

「衣装さんに〝大きくなったね〟って言われました」

ポーズをとるカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

インタビューに臨んだカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

――本格的に舞台に取り組んだのは「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fourth Stage」(2024年)ですね。その時はどのような心境でした?

「自分を見てる人とキャラクターを見てる人、両方がいらっしゃって、不思議な感覚でした。この時に舞台を楽しく感じられました」

――舞台に対する思いは?

「普段のアイドル活動の楽しみとは別の楽しみがあって、両方やってる今が凄く幸せ」

――アイドルと違う楽しさとは?

「アイドルは〝自分〟なんです。失敗も成功も自分に返ってくる。お芝居は役を背負って役柄、自分とは異なる人物の人生を感じられる。普段の生活では体験できないことを体験できることが面白いです。特に2.5次元では原作がある分、失敗したら原作ファンの方にも迷惑かかるので、責任感もありながら向き合えています」

ポーズをとるカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

インタビューに臨んだカラフルダイヤモンド・内海太一(撮影・郡司修)

――今回の舞台の意気込みやアピールをお願いします。

「原作がたくさんの方に愛される作品ですし、今回は〝其ノ伍〟。今まで4作、つながってきたバトンを渡されるので、責任を持ってつなぐ気持ちを大切にしたいです。作品をつないでいくこと以外にも、今回の作品をやっていく中で、それぞれのシーンのつながりが凄く大事になってくるんです。さらに、出演者と同士のつながりだったり、スタッフさん、お客さんとのつながり、そういうものを一個一個丁寧ににつないでいきたいです」

――「つなぐ」がキーワードですね。

「はい。つなぐことがお話のテーマでもあります。今回のお話は、鬼殺隊と刀を作っている刀鍛冶の人たちのエピソードなんですが、両者の関係性も大事にしながらお届けできたらと思います。そういうつながりって、〝学校の生徒と先生〟のようないろんなところの関係に共通するものはあると思うので、〝つながり〟を感じてもらえるように頑張りたいです。作品も、シリアスなところもコミカルなところもあるので、総じて〝うわ!今まで見た中で一番面白かったぞ〟って言われたいです。そして、僕のキャラクターの不死川玄弥は派手な技とかなくて、主人公とかに比べると、表立った感じではないんですが、この舞台では〝玄弥が一番かっこよかった〟って、言われたいです」