OCTPATH<インタビュー(2)>海帆の強烈な個性は父親譲り「変わり者」「社会とかみ合わない」 頼もしく、最も冷静な一面も

8人組ダンス&ボーカルグループ「OCTPATH(オクトパス)」はデビューから約3年4カ月。リーダーの古瀬直輝と海帆にインタビューした内容を3回にわたり紹介するその(2)。「メンバーそれぞれが自分の個性を確立させてる。3年でこれだけ変わるならって、今後が楽しみでワクワクします」と古瀬。そんな頼もしいメンバーの中で今回は海帆のキャラクターに迫る。

OCTPATHの7thシングル「また夏に帰ろう」

まずは海帆が自己分析。「個性は強いって言われます。ほんと変わり者だと思います。ネジが2個ぐらい抜けてるのが日常、みたいな。社会とかみ合わないのは、すごく思いますね」と笑う。

大阪市内でインタビューに応じた「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆

古瀬からも「話がかみ合わない…というか、自分で話してるうちに迷宮入りしていく。海帆ファンの人たちさえ“いまだに海帆君が分からない、つかめない”って。それが海帆です」と言われた。

自身のつかめないキャラを語った「OCTPATH」の海帆

海帆のつかめないキャラは「父親似なんです」と告白。初めて父がライブを見に来て、初対面のメンバーたちの前であいさつした際、「左手に何か持ってて。よく見たら右足の靴底で、“取れたわ~”って」。謎すぎる父のエピソードを披露した。これには古瀬も「あれはヤバすぎた」と大笑い。「そりゃこの息子生まれるわって。お父さんも海帆も、いるだけで空気が和む」と親しみを込めた。

リーダーの責任感と型破りな表現力を持つ「OCTPATH」の古瀬直輝

靴といえば、海帆もライブ中に「バック宙した瞬間、片方の靴がポーン飛んでいった」とやらかしエピソードを持つ。古瀬には「靴脱げるなんて海帆だけです」と言われた。

大阪市内で取材に応じた「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆

その反面、頼れる一面も。この3年超の活動で「内面的にも環境に対応する力がついてきた」と語る。「僕たちは表に出て、たくさん評価される職業。柔軟に評価を受け入れる、予期せぬことも受け入れるというマインドセットはきたえられた」と話す。「何事も自分に落とし込んで、自分を鍛練する。自己を磨いていったら、どんな状況でもブレずにいられる」と、言葉に自信がみなぎった。

お互いの個性を語った「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆

これには古瀬も「海帆が一番冷静かも。僕がすぐ熱くなっちゃっう場面でも俯瞰(ふかん)できるのが海帆」と称賛。不思議キャラに裏で、頼りになる大きな器でリーダーを支える海帆だった。(萩原 可奈)

7thシングル「また夏に帰ろう」を発売したOCTPATH

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  • リーダーの責任感と型破りな表現力を持つ「OCTPATH」の古瀬直輝
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