OCTPATH<インタビュー(3)>古瀬直輝、抱くリーダーの責任と寛容さ「言葉選びも慎重に」「下の子に押し付けるのも違うかなと」
8人組ボーイズグループ「OCTPATH(オクトパス)」のメンバー、古瀬直輝と海帆にインタビューした内容を3回にわたって紹介する最終回。3年超の活動で、リーダーとしての責任感とともに個性も開花した古瀬について紹介する。

大阪市内で取材に応じた「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆
昨年12月24日の横浜でのライブで「自分の中では“ここまで来たか”って思えた」という古瀬。頭の中には過去のいろんな出来事が浮かんだ。メンバーの脱退など苦難もあった。「なんとか乗り越えようって必死でした。自分がリーダーになるって表明も生配信で自分の言葉で伝えないといけなかったし、メンバーの脱退も伝えないといけなかった。得意じゃないけどリーダーである限り、乗り越えないといけない」と頑張った。

OCTPATHの7thシングル「また夏に帰ろう」
「僕たちはファンの皆さんがいて活動できてる。THme(ファンの総称)には丁寧に伝えたい。でも、気持ちだけでいけない場面では言葉選びも慎重に。何かを読んで伝えるのでは誠意が伝わらないから、ちゃんと自分の言葉で話せるようたたき込む。いろんなプレッシャーに強くなりました」

お互いの個性を語った「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆
海帆とともに最年長の26歳。年下メンバーについては「しっかりしてる」と褒めるが、ジェネレーションギャップを感じることも。「僕が体育会系で育ってきたからかもしれないんですけど。話してる人がいたらへそ向けるとか、落ちてるゴミは拾うとか。当たり前だと思ってたんですよね」というが、「でも、それを下の子に押し付けるのも違うかなと思う」と寛容さも心がける。

自身のつかめないキャラを語った「OCTPATH」の海帆
海帆の目に古瀬は「いい意味でクセが強い」と映っている。動画を回してと頼まれ、海帆が動画撮影を始めると、「後ろからディーバみたいな歩き方で、髪短いのに長髪をかきあげて。そこが本当にランウェーかのように演じきる。ダンスもそうだけど…そこはもうすごいです」と世界観を称賛した。古瀬は「そこは確立した部分ではある」と胸を張った。

リーダーの責任感と型破りな表現力を持つ「OCTPATH」の古瀬直輝
ビヨンセやレディ・ガガ、マライア・キャリーら“ディーバ”が昔から好き。国境も年齢も性別も関係なく、自身がかっこいいと思った表現者には最大限のリスペクトを持ってオマージュする。「そんな表現をした時に、メンバーもファンの皆さんもすごい沸いてくれて。え!やっていいの!?って」と、周囲が喜んでくれたことで手応えをつかんだ。

大阪市内でインタビューに応じた「OCTPATH」の古瀬直輝(右)と海帆
これからも自由な表現を追究していくつもりだ。「なんかクレイジーな人いてる、って思って、自分の殻を破り自由にやりたいことを表現できる人が増えたら楽しい」と話す。

7thシングル「また夏に帰ろう」を発売したOCTPATH
今はメンバー8人が本業以外のあらゆる場所で活躍しそうなほど、それぞれの得意分野が見つかり始めたという。「誰かが俳優として映画に出演してくれたら、その主題歌を僕らでできる可能性もある。個々の活躍を還元できるグループになれたら最高」と将来を描いていた。
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