【ききみみ】INI 尾崎匠海&藤牧京介が路上ライブ“修行”で磨きをかける表現力は、さらなる飛躍目指すグループに必ず還元される

INIの尾崎匠海と藤牧京介が7日、東京・隅田公園そよ風広場認可路上ライブartspotで路上ライブを開催した。

路上ライブで歌唱する(左から)藤牧京介、尾崎匠海(C)LAPONE ENTERTAINMENT

4日にオリジナル楽曲「Unrequited Love」「プロポーズ」の2曲をデジタルリリース。同日には千葉県と宮城県仙台市で路上ライブを行っている。その日のインスタグラムの生配信で藤牧は「自分的には修行だと思っている」「まだまだもっと歌がうまくなりたい」と意欲を見せ、尾崎は「初心に戻れて楽しい」と発言。2人にとって、路上でのライブは刺激になっているようだ。

7日の路上ライブでは、即興でアカペラのリクエストに応えたり、「この曲知ってますか?」「夏は好きですか?」など会話をしながらライブを進行。最後はAmazon Primeオリジナルドラマ「私の夫と結婚して」のテーマソング「So You Can Shine」で締めくくった。

藤牧が修行と語るように路上ライブでは、さまざまなスキルが求められる。刻一刻と移り変わる気候、グループを知らない人たちとの向き合い方。こうしたゲリラ的な交流は小さいかもしれないが、新たなファンの獲得にもつながっていく。

「隅田公園そよ風広場認可路上ライブartspot」で路上ライブを開催した(左から)藤牧京介、尾崎匠海(C)LAPONE ENTERTAINMENT

そして音響もスタジオや大きな会場と比べて、十分とは言えない。だからこそ、自らの歌声、表現力を頼りにしていくしかない。ある意味、尾崎が語る「原点」に近い活動なのかもしれない。

藤牧は「普段はINIとして活動していて、今回は2人で少し違った見せ方、いろんな表現の仕方でいつも応援してくださってる方々を楽しませられたらいいなと思ってこの活動をしています」と活動の意義を説明している。その言葉が示すように、2人が路上で得た表現力は必ずグループに還元されるはずだ。

9月6日には長崎県・長崎スタジアムシティで行われる初の屋内大型音楽フェスイベント「HAPINESS JAM 2025」の参戦も決定している。2人の“修行”の先には悲願のNHK紅白歌合戦出場など、INIのさらなる飛躍が待っているはずだ。 (前田 拓磨)

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