INI 自身最多11都市ツアー MINIとの“円”づくしで神奈川公演締めた
INIが23日、グループ最大規模の11都市を巡る「2024 INI FAN CON TOUR[FLIP THE CIRCLE]」の横浜市のぴあアリーナMMでの最終公演を行った。
本ツアーのテーマ「サークル」は、INIからMINI(ファンネーム)への「パフォーマンスを見て楽しんでもらいたい、笑顔になってもらいたい」という思いと、MINIから「頑張る糧や幸福感をもらっている」という双方向の作用がサークルになっているという思いに由来。円や丸が随所にちりばめられた公演となっている。
暗闇にレーザーが降り注ぐなか、ロープを使った演出でメンバーは登場。会場を包む割れんばかりの大きな歓声のなかで「DILEMMA」をパフォーマンス。西洸人の「横浜ラストー!」のかけ声で「MORE」「Dramatic」「LEGIT」をメドレーで披露した。「FANFARE」ではスモークやボルケーノをふんだんに使用し、11人が一列に並び一糸乱れぬ大迫力のパフォーマンスで会場をさらに熱くした。
続く「10 THINGS」と「TELEVISION」ではトロッコに乗り、よりMINIの近くへ行きサインボールをプレゼント。今回のテーマ「サークル」にちなんで丸形のモニターに丸いカラフルなボールの映像が流れるなど「サークル」の世界観を表現していった。そして、アニメのオープニングテーマ曲にも起用された「Whatever Happens」を本ツアーで初披露。切なく力強い歌声でエモーショナルなステージを作り上げた。
MCパートでは、レギュラーを務めるラジオ番組「From INI(通称:フロイニ)」のコーナーを開催。来場者からその日のテーマについてお便りを事前に投函してもらい、抽選で選ばれたお便りを読み上げた。この日のテーマは「これだけは譲れないこだわりは?」。西は「家が好きなので、少し遠い時とかでもホテルじゃなくて家に帰ります。ホテルだとめちゃくちゃ気が張っちゃって、大親友の家でも寝た気になれない!」、田島将吾は「最近、寝る時のこだわりあるのよ。枕を使わずに5分くらい寝てから、枕を使って寝る! その工程があることによってリラックスできる!」とそれぞれ告白。直接MINIと話すなど、ファンコンならではの距離の近さを感じられるコーナーとなった。
その後、YouTubeにアップしたPractice Videoが200万回越え再生を記録した「MR.TAXI」をカバー。このサプライズに観客も大盛り上がり。「Walkie Talkie」「BOMBARDA」と続き、会場のボルテージが最高潮のなか、本編が終了した。
その後、「INI!INI!」とアンコールを待ち望むMINIから手拍子が沸き起こり、グッズTシャツを着用したメンバーが再登場。後藤威尊は「楽しかったね!このツアーは僕たちがMINIがどうやったら楽しんでくれるかを考えて作った、MINIのためのコンサートなので喜んでくれていたらうれしいです!」とあいさつ。許豊凡は「僕たちは縁があってここに集まってINIとMINIで素敵な円を作っているわけで、また次に会えるとき笑顔で会いましょう。ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝え、大盛況のなか、神奈川公演を締めくくった。
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