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2023年07月17日 05時00分

新企画「パーカク」第4回は「M!LK」佐野勇斗のたくましい前腕(プレゼントあり)人気ボーイズグループの〝推しのパーツ〟を拡大・深掘り

腕の内側は血管が浮き出ている佐野勇斗

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが〝推しのパーツ〟を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は「M!LK」としてのアーティスト活動に加え、TBSで放送中のドラマ「トリリオンゲーム」など俳優としても大活躍中の佐野勇斗。血管が浮き出るたくましい前腕に注目です。

筋が浮き上がった佐野勇斗の前腕

「力を込めてみますね」。腕をまくってニヤリと笑えば、ジワジワと静脈が隆起してくる。白い肌の上に波打つような青い筋。肘から手首にかけ、浮き上がった筋肉が深い溝をつくる。脂肪がそぎ落とされた前腕は、さながら彫刻のようだ。

「よくファンの方から腕が格好いいと言われます。理由は自分でも分からないのですが、少しゴツい腕が自分の顔つきとギャップがあるんですかね」

本格的なトレーニングをするタイプではない。ただ「生まれた時からずっと腹筋が割れていた」というほどの筋肉質。加えて習慣になっているのが、自宅にある懸垂セットでの運動だ。バーを握る拳の位置を変えながら30回ほど。上下する体に合わせ、自然と前腕に力が入る。

血管が浮き出た右腕の内側を見せる佐野勇斗

「でも最近は〝鍛え過ぎないように〟と注意されるんです」。それは出演中のTBSドラマ「トリリオンゲーム」(金曜後10・00)の役柄が関係している。演じるのは天才的なプログラミング技術を持った気弱なパソコンオタク。腕まくりしてキーボードを叩く姿も多く登場するため「あまりにも腕が筋骨隆々だと役柄に合わないので」とはにかんだ。

IT企業の若手社長、自衛官、売れない漫画家…。多くの役を演じてきた。「昔から人間観察が趣味で、人の目の動きや所作をじっと見て勉強しています」。その努力で磨いてきた演技力は評価され、役者としての存在感は日に日に増している。

ただ一番の願いは「M!LK」の飛躍。「自分の名前を知ってもらえればグループも知ってもらえる。俳優業も含め、全ての活動はグループにつながると思って頑張っています。ドームツアーが僕たちの夢です」。そんな中で巡ってきた今回の大役。物語の内容も大きな夢をかなえるサクセスストーリーだけに、〝俳優佐野〟の腕の見せどころとなりそうだ。

◯…佐野が出演している「トリリオンゲーム」は、大学生たちが1兆円を稼ぐために奮闘するサクセスストーリー。主演する「Snow Man」の目黒蓮とバディーを組んで起業する。佐野が演じるのは天才エンジニアだが、自他ともに認める機械オンチ。「パソコンのキーボードを叩く感覚が分からない。そこは想像を巡らせています」と役作りの苦労をのぞかせた。目黒との信頼関係も構築中。「互いの家に行こうと言い合っていますが実現していない。まずは食事をしたい」と語った。

◇佐野勇斗(さの・はやと)1998年(平10)3月23日生まれ、愛知県出身。2012年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」への出場をきっかけに芸能界入り。15年に映画「くちびるに歌を」で俳優デビュー。19年には映画「ちはやふる―結び―」で日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。東京五輪では聖火ランナーを担当。趣味はサッカー、書道。