パーカク THE RAMPAGE武知海青<一問一答ほぼ全文②>ライブもプロレスも「一発勝負」は同じ(プレゼントあり)

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが〝推しのパーツ〟を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は2月25日に東京・後楽園ホールで「DDT」のリングからプロレスラーとしてデビューする「THE RAMPAGE」のパフォーマー武知海青。グループ屈指の肉体派が、試合に向けてさらにビルドアップ。その「腕」は、まるで樹齢1000年を超える大樹の枝のような存在感です。スポニチ紙面には入りきらなかった一問一答ほぼ全文を3回に分けてお届けするその②。

プロレスデビューに向けて鍛え上げた体を披露する武知海青

――プロレスはどのような練習を?

道場に行き、現役レスラーの方に指導いただいたり、マット運動なども練習しています。ケガしないように気をつけています。

――レスラー向けの体づくりをするための特別なトレーニングは?

あくまで今までやってきた筋トレの延長です。筋トレは押す引くかの二択しかないので。選手同士の練習はこれからになります。プロレスは生ものなので、その場の空気感や雰囲気で出る技も変わる。当日どうなるのか、自分も楽しみにしています。

――ダンスもプロレスも魅せる部分は一緒だが、違いは?

全然ダンスと違います。体が軽い方がダンスは踊りやすいしスピードも速いですが、プロレスはでかい方が見栄えも迫力もある。どっちをとるか。本業がアーティストなので、体をでかくしすぎると後戻りできない。試行錯誤しながらですね。

――逆に通じる部分は?

どっちも生もの。ライブもプロレスも一発勝負なので、その時にしか出せないパフォーマンス。リング場も一発勝負なので、そこへの向き合い方は似ているものがある。

――プロレスの魅力は?

面白いスポーツ。攻撃側も受ける側もいる。双方の魅力があるスポーツは珍しい。どちらも応援したくなるし、お客さんも一体になれる。会場でみんなでカウントをとったり、温かいスポーツだなと。ライブと似ている部分もありますね。

――実際に観戦も増やした?

プロレスの会場でしか見られない空気感とかを知りに行きました。どう沸かせたりとか。後楽園ホールは凄かった。本当に会場が一つだなと。音楽の会場とはまた違う独特の雰囲気があった。

――必殺技なども準備中?

まだ決まっていませんが、イメージは膨らんできました。それは当日のお楽しみに(笑い)。THE RAMPAGEは右拳を掲げるポーズが象徴的。そんな要素を取り入れられたら。

――練習中に痛みなどつらいことは?

技を受けている時は何も感じないです。次の日のダメージは大きいですが、練習中はアドレナリンもある。痛いという感覚はないですね。

プロレスデビューについて話す武知海青

武知 海青(たけち・かいせい)1998年(平10)2月4日生まれ、兵庫県出身。2歳からダンスを始め、小学5年生の時には水泳のジュニア五輪に出場。2022年にはTBS「最強スポーツ男子頂上決戦」で優勝した。

THE RAMPAGE

◇THE RAMPAGE(ザ・ランページ)3つのオーディションを経て集まった候補者16人で2014年に結成し、17年にシングル「Lightning」でデビュー。18年に初アルバムをリリース。今月14日に初のベストアルバム「16SOUL」「16PRAY」を2枚同時リリース。

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  • プロレスデビューについて話す武知海青(撮影・沢田 明徳)
  • プロレスデビューに向けて鍛え上げた体を披露する武知海青
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