ジュニア「7 MEN 侍」囲み取材 ほぼ全文② 矢花黎「味わい深く楽しんでいただければ」
ジュニア「7 MEN 侍」が4日、東京・新橋演舞場で初主演舞台「MASSARA」の初日を迎えた。メンバー7人が公演前の囲み取材で意気込みを語った。ほぼ全文(2)をお届けします。
――今年はライブと、この初座長公演ですごい濃い時間をメンバーと過ごしてませんか?
佐々木「ちょっとね、(一緒に)いすぎです。正直こないだ北海道から帰ってきてそのまま、埼玉の方まで稽古場の工場の方に行った。ずっと移動も一緒で」
中村「この距離(と佐々木とピッタリくっつく)」
佐々木「行く途中にファミレスでみんなでご飯食べて、マネジャーさん含め“俺らマジまじで(一緒に)いすぎじゃない?みたいな。ちょっとそろそろ帰りたいねみたいな」
中村「ホテルも相部屋だったからね」
佐々木「リハ(リハーサル)バックれるかって言って帰ろうとしました(笑い)」
――けんかしたりとかってことはなかった?
佐々木「ホテルが6人一緒だったら結構起きてたかもしれない。2(人)、2、2でストレスのない人で集まってたので」
――部屋割りとか自分たちで決めるんですか。
中村「そうですね。生活リズムがなるべく近い人で組んで」
――誰と誰が一緒?
中村「俺と琳寧が一緒です。寝るの早いので」
佐々木「今野と、僕が一緒ですね」
――そこはなぜその2人?
佐々木「ここはその次はこの2人(本高と矢花)が一緒なんですけど、今野さんがこの2人の部屋に毎回遊びに行くんですよ。だから僕が実質1人部屋になるんですね。これ以上のことはないなって。1人部屋がいいと思いまして今野さんと一緒。そこが2人」
矢花「他のメンバーが生活リズムに合うように組みまして、余った2人」
――でもなぜ今野くんは本高くんと矢花くんの部屋に行く?
今野「なんでですかね…?」
矢花「分からず来てたの?」
中村「でも2人(本高と矢花)ちょっとけんかしてたよね。朝カーテン開けるか開けないかで」
矢花「もう生活リズムが全然合わない2人が相部屋なので…」
本高「朝にカーテンを開けて朝日を浴びたい人とそうじゃない人でちょっとバチバチでして。僕は浴びたくないんですけど」
矢花「僕はカーテンを開けて朝日を浴びたいし、出る30分前ぐらいから準備したい。彼はもう出る10分前くらいまで布団にいるような人なので、もう毎朝すごいことになっている」
――大丈夫、ですよね?
矢花「重大な亀裂が走るようなあれじゃないですけど」
本高「深刻なやつじゃないですよね」
――舞台では高校時代を振り返りますけれども、そういう部分ではグループとして結成当時の事を思い出したりする?
中村「それこそ結成当時、大光いくつだ?」
佐々木「僕が高校1年生のときが7 MEN 侍結成された年なので、本当に高校生のときに、このグループでバンドやるってなった。そこらへんもすごくなんか懐かしいものを感じたりとかしてますね」
中村「僕と克樹と琳寧は大学生だったんですけども、高校生の大光と一緒にいることでこんぴー(今野)と矢花も(当時高校生)ですけど、自分も高校生のマインドになるんですよ。だから結成当初ものすごい(自分が)ガキンチョだったなって思うのと、だから今も大光といるせいで実年齢よりは精神年齢が幼いんだろうなと思ってますけど、楽しくできてるし。どうなんだろう俺らが中身は成長できてるのか、はたまた…」
菅田「でも未だに楽屋とかで昔動画撮り合ったやつとか見て、何かあの頃(こんなこと)あったねとか、思い出話は結構したりしてね」
中村「若さゆえにぶつかることもあったしね。思い返せば、懐かしいです」
――いよいよ初日を迎えますけれども、メッセージお願いできますか
矢花「我々ごとで先ほどもお話もありましたけど、自分たちのライブツアーの方と並行しながら組み立てていよいよこの初日(の幕)が開けるところが感慨深いものが正直あります。その中で、正直なところ体力的には全然初日の体力はない。ツアーとかもずっと並行して本番に行ったり、(舞台の)稽古をしたりっていうのでメンバーの今野とも話したんですけど、本当に丸1カ月ぐらい毎日稽古場やステージで僕ら歌ってる。体力的にはいつも本番が始まる初日のあり余ってて、だんだん疲れてくってよりは自分のペースができている段階。通しもいっぱいやらせていただいた段階で、この初日を迎えられるんで、すごく独特の安心感がある。これまでやってきたルーティンをそのまま安定してお客さんにお届けして、僕たちの初めてゼロから作ったこの『MASSARA』という舞台を感じ取っていただいて、いろいろ持ち帰って考察したりとか、そういう味わい深く楽しんでいただければなと思っております」
今野「僕自身が新橋演舞場に立たせていただくのが初めてになるんですけど、やっぱり先輩方が数々の舞台をやられてきた中で僕らが新しく舞台を作り上げる。そしていずれかは後輩の方たちにもやってもらえるようなそんなすてきな舞台を僕らで1カ月間頑張ってやっていきたいなと思っていますので。楽しみにしていてください」
菅田「今年は今ツアーと『MASSARA』と並行で各地回って、無事に(『MASSARA』の)初日迎えましたけども、まっさらというのがテーマ。(劇場から)帰った頃には、皆さんがどういう色に染まるか。もちろんそれは君色に染まってほしいんですけども、この舞台を通してまっさらっていいものなんだなっていう、逆に言えば悪いもんだなって捉えても全然いいですけど、自分の色って何だろう、君色、私色がこういうことなんだなというのがわかってもらえればうれしいです」
本高「この『MASSARA』という舞台は本当に皆さんのこの日常に潜んでるような近しいようなストーリーの中で展開されていくもので、多分どこかの役には皆さん一人一人が投影できるものがあるのかななんて思っています。その中に、今までのわれわれの伝統だったり、そこにまたプラスアルファした新しいエンターテインメントっていうものが組み込まれて、今の僕らができる全てのエンタメがこの舞台に詰まってると思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただければと思っております」
佐々木「今日から本当にまっさらから始まった舞台が開演します。ここから僕たちとユースとここに来てくださるファンの皆さんと、初演だからこそ一緒に作り上げるそういう舞台にして、後輩の人たちにもこれから受け継いでいく伝統的な舞台になるように頑張りたいと思います」
中村「まずは今日無事に全員そろって初日を迎えられること、本当にうれしく思ってます。今日まさにまっさらからスタートするわけですけども、矢花も言ってますけど、今、僕たちツアー中。僕の気持ち的には対極というか逆にめちゃくちゃ仕上がってる状態なんで、このまま1拍も置くことなくツアーから『MASSARA』っていうのを続けていけることをすごくうれしく思ってる。とあるゲームのスター状態みたいな無敵状態。来てくださる皆さんがこの作品を通していろんな落とし込み方あると思うんですけども、まっすぐ前向きになったりとか、新しいことやってみようかなとか、逆に辞める勇気だったりとか、そういったものを受け取ってもらいたい。そして皆さんが僕たちと出会ってくれるタイミングはそれぞれだと思うんですけども、その出会った頃のまっさらな思いから、今に至って色づいていくまでを思い出して、これからも共に色づけられたらいいなと思っています。まずは初日頑張りたいと思います」
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