NEWS加藤シゲアキ 長編小説「なれのはて」で直木賞ノミネート「2作連続で候補にしていただけるのは本当に光栄」

直木賞候補にノミネートされた「なれのはて」を手に笑顔を見せる加藤シゲアキ

NEWSの加藤シゲアキが執筆した長編小説「なれのはて」が第170回直木賞(日本文学振興会主催)の候補作に選出された。前作「オルタネート」(20年)に続いてのノミネート。13日、都内で会見し「2作連続で候補にしていただけるのは本当に光栄」と喜んだ。

戦争や家族などをテーマに、一枚の不思議な絵の謎を通して人間の業に向き合いながら力強く生きようとする人々を描いた社会派作品。構想から約3年をかけて完成させ「自分でもよくやったなとは思う。自信作」と手応えを語る。候補入りは、グループの東京ドーム公演のリハーサル中に聞き、小山慶一郎と増田貴久から「おめでとう」と祝福された。

直木賞候補にノミネートされ会見をする加藤シゲアキ

親交のあった直木賞選考委員の伊集院静さんが先月に死去。「もう少し早く書けていれば読んでいただけたんだろうなと率直に今は間に合わなかったことが悔しい」と惜しんだ。

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