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2024年03月05日 05時01分

パーカク「4―CaraT」酒寄楓太<一問一答ほぼ全文②>事務所の先輩で努力の天才、橘慶太さんに憧れています(プレゼントあり)

人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが“推しのパーツ”を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回はデビュー前から話題の4人組「4―CaraT(フォー・カラット)」の酒寄楓太が登場です。既にソロ歌手、俳優として人気ですが、4月からは新たにグループとして始動。凜(りん)とした雰囲気を醸し出すフェースラインに注目!スポニチ紙面には入りきらなかった一問一答ほぼ全文を2回に分けてお届けします。こちらはその(2)。

ポーズを決める酒寄楓太

――芸能界に入るきっかけは何でしたか?

中2の8月くらいに今の事務所(「ライジングプロダクション」)からスカウトされました。当時、所属していたサッカー部のメンバーと6人で原宿に行った時に、突然大人の人に声を掛けられてびっくりしました(笑い)。「AAA」さんに憧れて、そういうお仕事をしてみたいと思っていたので、やってみることに。当初は絶対に演技はやりたくなかったんですよ!特に舞台。自分の中で、舞台って大きな声を出さないといけないと思っていたので、大きい声を出すのが苦手な僕には無理だろうと…。

――ですが、今は舞台俳優さんとしてステージに立っています。

今では完全に舞台にハマってしまいましたね。きっかけは17歳の時、初挑戦だったミュージカル「テニスの王子様」。たくさん失敗したり、怒られて。僕は負けず嫌いなので、向かっていって…演技面でも人としても成長できたと思います。

――例えばどんなことがありましたか?

とにかく、がむしゃらにやったら、間違えた方向に努力してしまいました。休まずに体を壊すくらい練習するとか…。「声出せ!」って指摘されたことが悔しくて、大きな声を出すトレーニングや、スタジオでセリフ練習をいっぱいしたんです。そしたら、大切な通し稽古の日に声を枯らしてしまった。詰め込みの時期なので、「お前は何してるんだ!」って怒られちゃいましたね。休むことの大切さを学んだことはもちろん、カンパニーのみんなと作品を作る楽しさや達成感が最高です。

――グループ活動の上で、事務所の先輩から何かアドバイスはありましたか?

(「w―inds.」の橘)慶太さんからボーカルレッスンをしてもらいました。レッスンと言うより、カウンセリングみたいな感じ。歌う時に何がやりたいのか、そう歌うためにはこういう発声が必要、その発声をするためにはこんな練習をして、その練習のために喉を鍛えないとダメだからこんな筋トレしないとね…みたいな。本当に凄かったんです!あとは優しい歌の時には「息を混ぜて歌うと優しい声になる」とか、歌いたい曲に合わせた息の使い方も参考になりました。

――橘さんの印象はいかがですか?

慶太さんは元々、天才な方だと思うのですが、理論からしっかり組み立てて努力をしてきて今があるのかなって。本当に努力の天才のような人だと思います。憧れますし、そういう姿を見習っていきたいです。

――グループ活動は始まったばかりです。デビュー曲「Dancing Dreamer」(4月24日発売)は、すでに現在放送中のネプチューンの原田泰造主演のフジテレビ系ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」の主題歌ですね。

デビュー前にもかかわらず、本当にうれしいです。曲はとてもキャッチーで、頭に残りやすい。ぜひ、たくさん聴いてほしいですね。でも、ダンスも歌もグループとしてまだまだこれから。下地をしっかりつくって、経験をたくさん積んで、地道に進んでいく。長く愛されるようなグループを目指したいです。

――個人としては現在、舞台「『ヒプノシスマイク ―Division Rap Battle―』Rule the Stage」(通称ヒプステ)に出演中ですね。

僕は四十物十四(あいもの・じゅうし)役。学生時代に過酷ないじめを受けていた子ですが、心意気が格好いい。そんなシーンがたくさんあるので、ぜひ見てほしいですね。あと、言葉をしゃべっていない時のお芝居にこだわっているので、そこもチェックしてほしいです!

――ヒプステは今回からキャストを総入れ替えしたと聞いています。

そうですね。原作はもちろん、先代キャストもリスペクトして、全部大切にしながら新しいカンパニーをみんなで作っていきたいです。

――最後に目標を教えてください。

グループとしてはアルバムを出したい!ソロ歌手としてはワンマンライブをやりたいですね。とにかく面白いものを作って、ファンの皆さんにお届けする。そういう信念を曲げない信念で、これからも活動していきたいです。