森田剛 主演映画「劇場版 アナウンサーたちの戦争」初日舞台挨拶に登場
元V6で俳優の森田剛が16日、都内で主演した「劇場版 アナウンサーたちの戦争」(監督一木正恵)の初日舞台挨拶を行った。
太平洋戦争時に、国民の戦意高揚・国威発揚を図るため、声が“兵器”と化したアナウンサーたちの葛藤を描いた物語。
開戦と玉音放送に関わった和田信賢を演じた森田は「戦争をテーマにした映画やドラマは、これまでにもありましたが、アナウンサーの視点はないなと思った」と脚本を読んだ印象を回想。知らなかった史実を前に「だからこそ伝えるべきと思った」と言い「和田信賢という人の純粋な部分と、周囲に巻き込まれていく過程。どうしようもならない現実に興味わいた。こういう作品を未来ある若者に見てほしい」と呼びかけた。
「虫眼鏡で調べて望遠鏡のように喋る」という信念を持った型破りな和田が唯一、本音を明かせたのは妻(橋本愛)だけ。泥酔し帰宅した和田が、廊下で妻に膝枕をしてもらうシーンについて森田は「どうやって入っていこうか考えていたら監督に『かかとをつかむんだよ!』と演出があった。よっしゃー!と思ってやりました」と撮影直前まで悩んだことを告白。
「橋本さんから『頭なでて良いですか』と提案されて、子供に返るというか、女性は強いなと思った」としみじみ。「膝枕をして見つめ合うのではなく、お互い同じ方向を見るという姿も良いと思ったし、すごく勇気づけられた」と振り返った。
戦後79年を迎え、戦争を知る人たちが次々と鬼籍に入る現実に「これは本当にあった事実の話。でも昔話ではなく、いまの話だと思っている。この映画を見て、自分を守るため、大切な人を守るため皆さんがそういうことを考える時間になればと思っています」と思いを込めた。
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