KinKi Kids 堂本剛「一生懸命に描いたやつの上に描きづらい」 仕上がった絵の上に自分が○を上書きするイベントに苦笑い

映画「まる」の公開記念でアートを制作したKinKi Kidsの堂本剛

KinKi Kidsの堂本剛が2日、大阪市内で主演映画「まる」(監督荻上直子、18日公開)の公開記念イベントに登場した。

同作で映画では27年ぶりに単独主演。トークタイムでは「チャレンジングで難しい役。久々の芝居の感覚を取り戻しながらでしたが、現場が和やかでリラックスして、安心して主演を務めさせていただいた」と語った。

また、あべのハルカス内にある大阪芸大スカイキャンパスで、美術科の学生と「巨大“まる”アート」を制作。学生約40人が2週間かけて思い思いに映画から着想を得たアートを高さ2メートル、長さ6メートルのキャンバスに描き、最後に堂本が劇中の主人公・沢田のようにハケで「○」を描きこんで作品を完成させた。

学生が描いた絵を前に「個性がひしめき合った印象。勇気、力をもらいました」と評した堂本。ただ、「仕上がってる物を仕上げるってのは大変な役目がとんできた」と苦笑いを浮かべ、「一生懸命に描いたやつの上に描きづらい」「ホンマにゴメンね。消してしまうけど」などと語って恐縮していた。

映画「まる」の公開記念でアートを制作したKinKi Kidsの堂本剛(中央)と大阪芸大の学生たち

最後に、集まった学生たちに「自分の人生は一回しかないので、自分らしい人生、皆さんが描いてくださった絵のようにすばらしい、自分らしい人生を歩んで。これからも強く、やさしく生きて行ってください」とエールを贈った。

堂本が同作で演じているのは、美大卒だがアートで身を立てられない人気現代美術家のアシスタント。通勤途中に遭った事故で腕にけがを負って失職し、自分の部屋に戻ると、床には蟻が1匹…。その蟻に導かれるように描いた「○(まる)」を発端に、日常が○に浸食され始め、身の回りが変わっていくという奇想天外な物語だ。

他の出演者は綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、小林聡美ら。

<関連キーワードで検索>

この記事のフォト(2枚)

  • 映画「まる」の公開記念でアートを制作したKinKi Kidsの堂本剛
  • 映画「まる」の公開記念でアートを制作したKinKi Kidsの堂本剛(中央)と大阪芸大の学生たち

関連記事

お気に入り記事一覧

お気に入りがありません。

プレゼント