MATSURI 全国ツアー開幕 デビュー曲「アヴァンチュール中目黒」など17曲披露 柳田優樹「いよいよ自分たちの祭りが始まった!」

自身初となる全国ツアーの初日を迎えた「MATSURI」

昭和歌謡曲を中心に歌う男性6人組「MATSURI」が7日、福岡トヨタホール(福岡市中央区)で、初の全国ツアーの初日を迎えた。デビュー曲「アヴァンチュール中目黒」など17曲を披露し、昼夜2公演で1000人を魅了した。柳田優樹は「いよいよ自分たちの祭りが始まった!紅白という大きな夢もかなえます」と高らかに宣言した。

会場に祭りばやしが流れるなか「わっしょい!」のかけ声とともに6人が登場。美空ひばりさんの「お祭りマンボ」をポップス風にアレンジし、躍動感あふれるダンスと力強いボーカルを披露した。1曲目からメンバー全員が汗だくで、小野寺翼は「熱気が凄い!」と大興奮。橋爪健二は「みんなとワイワイできて、1曲目から幸せでした」と念願の光景に胸を熱くした。

自身初となる全国ツアーの初日を迎えた「MATSURI」

グループは秋元康氏のプロデュースで、オーディションを経て2023年7月に結成。その後、フジテレビ「ぽかぽか」で兄弟グループの「SHOW―WA」とデビューをかけたファン投票対決が行われた。しかし結果は惨敗。一度はデビューのチャンスを逃した。

それでも諦めずに全国で署名活動を実施。ファン2万4687人の署名を集め、自力でデビューへの道をたぐり寄せた。今年1月に「…中目黒」をリリースし、オリコン週間シングルランキングでも初登場1位を獲得した。

自身初となる全国ツアーの初日を迎えた「MATSURI」

18日には2組合同で新曲「僕らの口笛」も発売予定。松岡卓弥は「SHOW―WAとはライバルでもありましたが、今は仲間だと思っている。一緒に紅白に出たい」と夢を思い描いた。

ライブ中には紅白出場の願掛けとして、水の入ったペットボトルを投げて1回転させ、テーブルの上に立たせる「ボトルフリップチャレンジ」も行った。6人連続の成功を目指していたが、昼公演は4人目で失敗。橋爪は「紅白はそんなに甘くない。でもみんなで一緒に立ちましょう」と気持ちを切り替えていた。

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