髙木雄也、中山優馬、髙地優吾 主演の舞台が開幕

「Hey! Say! JUMP」の髙木雄也、中山優馬、「SixTONES」の髙地優吾主演の舞台「星降る夜に出掛けよう」が2日、京都南座で開幕した(21日まで)。

初めての京都南座公演に力を込める(左から)髙地優吾、髙木雄也、中山優馬

歌舞伎俳優の坂東玉三郎がサン=テグジュペリの「星の王子さま」などを題材に演出、脚本を担当した話題作。小型機で砂漠に不時着した青年(髙木)と星の王子さま(髙地)の不思議な交流から始まるオムニバス形式のファンタジーで、独特の世界感が客席を覆った。

3人の共演は初めてで、プライベートでの接点も「あまりない」というが、髙木は「小さい頃はステージに一緒に立ってましたけど、大人になってからは初めてなんで、凄い不思議な感じで刺激的。あと、高地君が凄く変な人だって分かった」と笑わせた。

髙木と中山によると、髙地は天然で物おじせず、気がつけば稽古場で「玉三郎さんとイスを並べてご飯を食べていた」(髙地)。その光景を見て他の2人がハラハラしていたそうで髙木は「髙地君と玉三郎さんの掛け合いはコントでした」と振り返った。

歴史ある京都南座の舞台に立つのは3人とも初めて。髙木は「サンドチェックでは、味わったことのない〝圧〟にやられて声が全然出なかった。これから千秋楽までに、この劇場にしっかり自分を残して終わらせたい」。中山も「ここに立てているのが単純にうれしくて誇らしい。他の劇場とはひと味もふた味も違うけれど、どこか温かみがある」といとおしそうに客席をながめた。髙地も「舞台上から見える景色が凄くキレイで、3人で高めあって千秋楽まで駆け抜けたい」と力を込めた。同作は10月2~28日まで大阪松竹座でも上演される。

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